特許
J-GLOBAL ID:200903016937878213
蓄圧式燃料噴射装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
広渡 禧彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-123874
公開番号(公開出願番号):特開平8-277762
出願日: 1992年09月11日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【課題】 出力、燃費等のエンジン性能が優れ、かつ振動騒音及び排気ガス中のNOxを低減することができる特に車両用ディーゼルエンジンに好適な蓄圧式燃料噴射装置を提供すること、及び同装置の実現のために、加圧された高圧燃料を貯溜する第1蓄圧器、及び第1蓄圧器の燃料圧より低い圧力の燃料を貯溜する第2蓄圧器に対してそれぞれ燃料圧を調圧する制御手段を含む燃料噴射装置を提供する。【解決手段】 燃料噴射パターンを、少量の燃料を噴射するパイロット噴射と残部多量の燃料を噴射するメイン噴射とから構成し、メイン噴射を担当する高圧燃料用の第1蓄圧器と、パイロット噴射を担当する低圧燃料用の第2蓄圧器とを設ける。燃料噴射ノズルの開閉は、第1又は第2蓄圧器の高圧燃料をノズルニードルに閉弁力として作用させ又は同閉弁力を除去する第1の三方電磁弁によって行なわせ、またパイロット噴射用の低圧燃料とメイン噴射用の高圧燃料の切換えは、第2の三方電磁弁によって行なう。また、上記第1及び第2蓄圧器とは、夫々所望の圧力に調圧された燃料が貯溜される。
請求項(抜粋):
加圧された燃料を貯溜する燃料蓄圧手段と、同燃料蓄圧手段に加圧された燃料を供給する燃料供給手段と、その開閉によって燃料噴射を制御するノズルニードルを有する燃料噴射ノズルと、上記ノズルニードルに燃料蓄圧手段から燃料圧力を作用させることによって同ノズルニードルを閉止すると共に、同燃料圧力を除去することによって同ノズルニードルを開放する燃料噴射制御手段とを備えた燃料噴射装置において、上記蓄圧手段は、第1蓄圧器と、同第1蓄圧器内の燃料圧より低い圧力の燃料を貯溜する第2蓄圧器とを有すると共に、上記燃料噴射ノズル内の燃料溜と上記第1蓄圧器、又は第2蓄圧器とを選択的に連通させる燃料圧切換手段、および、燃料噴射時に上記燃料噴射制御手段、及び燃料圧切換手段の作動を制御するコントローラを備え、上記燃料供給手段は、上記蓄圧手段に供給される燃料の供給圧を調整する第1圧力制御手段、および同第1圧力制御手段と上記第2蓄圧器との間に設けられ上記第2蓄圧器内の燃料圧を調整する第2圧力制御手段を具備してなることを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置
IPC (3件):
F02M 47/00
, F02M 45/00
, F02M 45/08
FI (5件):
F02M 47/00 M
, F02M 47/00 F
, F02M 47/00 P
, F02M 45/00 A
, F02M 45/08 B
引用特許:
審査官引用 (5件)
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特開昭57-212362
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特開平2-095770
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特開平2-005754
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特開平2-112665
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特表平4-503986
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