特許
J-GLOBAL ID:200903016945128983
座標データ入力システム、データタブレット及びアダプタ装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-358653
公開番号(公開出願番号):特開平10-198490
出願日: 1996年12月30日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 データタブレットをマウスポートに接続して用いるが、データタブレットからマウスポートへの出力は形式的には相対座標値と同様であるものの、それをマウスドライバがOS本体に相対座標値データのフォーマットで引き渡す場合に、操作者にはあたかも絶対座標入力を行っているかのように疑似的に見せかけるのに適した装置を提供する。【解決手段】 何らかの原因でズレが生じた場合の原点合わせとスケール調整との双方を行う手段を設ける。絶対座標を検出する機能を有しており、マイクロコントローラにより制御され、さらに、キャリブレーションボタン(調整ボタン)という操作者が必要に応じて操作することのできるボタンを備え、そのボタンを操作者が押したときには所定のキャリブレーションの動作を実行する。ハードウェアとしてはそのような構成をもつ。ソフトウェアとしては、そのマイクロコントローラが実行する処理内容、制御内容のソフトウェア的内容に本発明の特徴がある。
請求項(抜粋):
ハードウェア構成として、マウスを接続するための専用ポートであるマウスポートを備えたコンピュータと、該コンピュータの処理内容を表示すべく、該コンピュータに接続された出力機器である表示装置と、前記コンピュータのマウスポートに接続された座標入力機器と、を有し、ソフトウェア構成として、前記コンピュータの基本ソフトであるオペレーティングシステムと、マウスのデバイスドライバであるマウスドライバと、を有して、前記表示装置の表示画面には前記座標入力機器により入力された座標データに対応するポインタが表示され、前記座標入力機器を操作者が操作することにより相対座標データを前記マウスドライバが前記オペレーティングシステムに引き渡し、前記ポインタの表示位置を変更するごとくに構成された座標データ入力システムであって、前記座標入力機器が、該座標入力機器の表面に設けられた読取有効領域である座標読取面と、該座標読取面上の位置を操作者が指示すべく設けられた位置指示器と、該位置指示器により指示された前記座標読取面上の絶対座標データを検出する絶対座標検出部と、操作者の意思に基づいて操作者が操作可能な調整ボタンと、該調整ボタンの押されているか否かを識別し、該調整ボタンが押されないときには、前記絶対座標検出部が取得した絶対座標データに基づいて相対座標データ(単位時間の変化後の絶対座標データから変化前の絶対座標データを差し引いた値)を生成し、かつ、出力し、前記調整ボタンが押されたときには、絶対値が十分大きなあらかじめ定められた所定の値を出力するエミュレーション処理部とを有し、該エミュレーション処理部からの出力を前記コンピュータのマウスポートを介してコンピュータに入力し、マウスドライバを介してオペレーションソフトに引き渡すごとくに構成されたことを特徴とする座標データ入力システム。
IPC (3件):
G06F 3/03 310
, G06F 3/03 380
, G06F 3/033 340
FI (3件):
G06F 3/03 310 C
, G06F 3/03 380 M
, G06F 3/033 340 D
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