特許
J-GLOBAL ID:200903016953856734

サスペンションブッシュの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-032650
公開番号(公開出願番号):特開平9-203428
出願日: 1996年01月25日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 軸直角方向の剛性を高め、しかも防振ゴム体の耐久性を向上させることのできるサスペンションブッシュの製造方法を提供することである。【解決手段】 軸方向中央部に膨出部11を有する内筒1と、一定径の大径部21と軸方向両端部へ向けて径が小さくなる両側部22、23からなる外筒2を同心状に配する。外筒両側部22、23は初期の傾斜角度を完成形状よりも緩やかに設定して、これらの間に接合される防振ゴム体3の両端部における初期の肉厚を厚くしておき、外筒2全体を均等に縮径した後、両側部22、23のみをさらに変形して防振ゴム体3を完成形状まで圧縮する。防振ゴム体3の初期の肉厚を大きくすることで、軸直角方向の剛性を維持しつつ、耐久性が向上する。
請求項(抜粋):
軸方向中央部に外方に膨出する球または球に近似する形状の膨出部を有する内筒と、上記内筒膨出部の対向位置をこれにほぼ沿う形状に屈曲せしめた外筒とを同心状に配して、これら内外筒間に軸方向の両端部にすぐり部を有する防振ゴム体を接合したサスペンションブッシュを製造する方法であって、上記外筒を、上記内筒膨出部の頂部に対応する一定径の大径部とそこから軸方向両端部へ向けて径が小さくなり、その傾斜角度を完成形状よりも緩やかとした両側部を有する形状となし、この外筒と上記内筒の間に、両端部にすぐり部を有し、上記両側部と上記内筒間の肉厚を完成形状より厚くした防振ゴム体を接合した後、上記外筒両側部を完成形状まで変形せしめることを特徴とするサスペンションブッシュの製造方法。
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開平4-167928
  • 特開昭63-163043
  • 特開昭52-156253
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