特許
J-GLOBAL ID:200903016956674580

直線作動ユニツト

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-299530
公開番号(公開出願番号):特開平5-118405
出願日: 1991年10月21日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】2つの可動部材が1つの駆動手段により左右相反する方向に正確に駆動される直線作動ユニットであって取り扱い簡単にして精度がよくかつコンパクトで安価な直線作動ユニットを提供する。【構成】一方のねじ軸に右ねじ部が他方のねじ軸に左ねじ部が設けられ、夫々のねじ軸をカップリングを介して固定し、この右ねじ部及び左ねじ部に夫々ナットブロックを独立して螺合させると共に、案内レールに設けた転動体転動溝とナットブロックに設けた転動体転動溝との間に転動体を配設し、この転動体の転動を介して夫々のナットブロックが軸方向に摺動自在とされている。【効果】1つのねじ軸の制御により2つのナットブロックの左右相反する精密な作動を得ることができ、夫々のナットブロックの相対位置関係の調整が容易であり、しかも同じ案内レールに組込まれているから取り扱い簡単でかさばらず部品点数も少なくてすむ。
請求項(抜粋):
軸方向の転動体転動溝を対向する両側面に有する長尺の案内レールと、右ねじ部を外周面に有し前記案内レールの軸方向に配設されかつ前記案内レールに対して回転自在に軸支された第1のねじ軸と、該第1のねじ軸と同一軸芯を有して軸方向に配設され左ねじ部を外周面に有する第2のねじ軸と、前記第1のねじ軸に対して前記第2のねじ軸のねじ部のボールねじ溝の位相を調整した位置で前記第1のねじ軸と前記第2のねじ軸とを固定するカップリングと、前記案内レールの転動体転動溝に対向する転動体転動溝を有しかつ肉厚内に形成された転動体の戻り通路を有し前記第1のねじ軸に摺動自在に螺合された第1のナットブロックと、前記案内レールの転動体転動溝に対向する転動体転動溝を有しかつ肉厚内に形成された転動体の戻り通路を有し前記第2のねじ軸に摺動自在に螺合された第2のナットブロックと、前記案内レールの転動体転動溝とこれと対向する前記第1のナットブロックの転動体転動溝及び前記第2のナットブロックの転動体転動溝との間に夫々転動自在に嵌合され前記第1のナットブロック及び前記第2のナットブロックを夫々前記案内レールに対して軸方向に摺動自在に支持させる多数の転動体と、前記案内レールの転動体転動溝とこれと対向する前記ナットブロックの転動体転動溝とにより形成された通路であって前記ナットブロックからの負荷を受けて転動する転動体用の通路と前記ナットブロックの転動体の戻り通路とを連通させる転動体循環用湾曲通路を有するエンドキャップとを備えた直線作動ユニット。
IPC (2件):
F16H 25/22 ,  F16H 25/20

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