特許
J-GLOBAL ID:200903016957417220
耐粗粒化肌焼鋼及び強度と靱性に優れた表面硬化部品並びにその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-333669
公開番号(公開出願番号):特開平10-168543
出願日: 1996年12月13日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】1050°Cでの表面硬化処理時にも粗粒化発生が防止でき、熱処理歪の小さい高強度・高靭性の表面硬化部品とその母材となる肌焼鋼及びその表面硬化部品の製造方法の提供。【解決手段】?@ C:0.10〜0.30%、Si:0.01〜0.50%、Mn:0.6〜2.0%、Cr:0〜2.0%、Mo:0〜1.0%、Nb:0.005〜0.10%、Ti:0.005〜0.10%、N:0.002〜0.05%、Al:0〜0.01%を含有するとともに、{Nb(%)+2Ti(%)}<(4/7){(14C(%)+12N(%)}、0.02%≦Nb(%)+2Ti(%)≦0.25%及び0.85%<(4/7){(14C(%)+12N(%)}<2.6%を満たし、残部はFe及び不純物からなり、不純物中のP≦0.03%、S≦0.04%である肌焼鋼。?A表面硬化処理後にHv300以上の芯部硬度と20J/cm<SP>2</SP>以上の衝撃値を有する表面硬化部品。?B表面硬化処理に先立って1150°C以上に加熱してから熱間鍛造する表面硬化部品の製造方法。分塊、圧延及び熱処理の少なくとも1つの工程を1150°C以上の温度に加熱して行い、その後鍛造し表面硬化処理しても良い。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.01〜0.50%、Mn:0.6〜2.0%、Cr:0〜2.0%、Mo:0〜1.0%、Nb:0.005〜0.10%、Ti:0.005〜0.10%、N:0.002〜0.05%、Al:0〜0.10%を含有するとともに、{Nb(%)+2Ti(%)}<(4/7){(14C(%)+12N(%)}、0.02%≦Nb(%)+2Ti(%)≦0.25%及び0.85%<(4/7){(14C(%)+12N(%)}<2.6%を満たし、残部はFe及び不可避不純物からなり、不純物中のPは0.03%以下、Sは0.04%以下であることを特徴とする耐粗粒化肌焼鋼。
IPC (5件):
C22C 38/00 301
, C22C 38/00
, C21D 6/00
, C21D 8/00
, C22C 38/38
FI (5件):
C22C 38/00 301 N
, C22C 38/00 301 A
, C21D 6/00 P
, C21D 8/00 A
, C22C 38/38
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
鋼製はだ焼部品の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-014189
出願人:大同特殊鋼株式会社
-
特開平2-085342
前のページに戻る