特許
J-GLOBAL ID:200903016959550092

ケーブルの絶縁劣化診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 日比谷 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-313028
公開番号(公開出願番号):特開2000-147052
出願日: 1998年11月04日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 外来ノイズの影響を排除して正確な劣化診断を行う。【解決手段】 接続線から変流器を介して得られた接地線電流をローパスフィルタ、増幅器、バンドパスフィルタ、狭帯域増幅器を介して、(a) に示すような波形とする。次いで、増幅器14、検波回路15に入力して整流し、積分回路16を通過させることにより、(b) に示すような電流波形を得る。(a) に示す波形において、振幅に若干の大小はあるが比較的安定した微動部Aと、振幅が突出的に大となる変動部Bとが存在しているが、微動部Aはノイズの混入があってもその影響は比較的少ない部分と判断でき、トリー劣化の度合に応じて生ずる脈流電流であると考えられる。脈流成分を整流及び積分することにより、微動部Aは連続的に低いレベルの平滑された安定部A’に変換され、この安定部A’における最低レベルLが、ノイズによる影響が最も少ないものと考えられるので、この最低レベルLを劣化の大きさを示す数値として評価することができる。
請求項(抜粋):
線路の接地線に結合して電力ケーブルの診断を行う劣化診断方法であって、接地線電流から交流充電電流成分をフィルタにより除去し、該フィルタの出力を特定周波数において選択的に増幅し、その出力を整流、検波して平滑化して直流電流出力を得て、該直流電流出力中の最低レベルを検知することにより絶縁劣化を診断することを特徴とするケーブルの絶縁劣化診断方法。
IPC (2件):
G01R 31/12 ,  H02G 1/06
FI (2件):
G01R 31/12 B ,  H02G 1/06 Q
Fターム (4件):
2G015AA27 ,  2G015BA04 ,  2G015CA05 ,  2G015CA20
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-015577
  • 特開平4-015577

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