特許
J-GLOBAL ID:200903016959945119
PCaコンクリート部材を用いた高架橋の施工法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-250892
公開番号(公開出願番号):特開平10-077607
出願日: 1996年09月03日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 両側に張り出し部を有する鉄筋コンクリート製の高架橋を構築する場合に、現場での型枠や支保工の施工をなくして省力化及び工期短縮を図る。【解決手段】 PCa横梁31とその両側に空間Sを介して配置されたPCa張り出し梁32,32が横梁主筋30a,30cによって互いに連結された連結体30は、予めPCa張り出し梁32,32をH型鋼5に拘束し、このH型鋼5ごと吊り上げてPCa柱20,20上に架設する。架設後は、PCa張り出し梁32,32及びPCa張り出しスラブ35は、後打ちコンクリート36の打設・硬化によって施工が完了するまで、H型鋼5に支持される。
請求項(抜粋):
基礎梁上に所定間隔で並んだ左右2列のPCa柱を建て込む工程と、左右に並んだ前記PCa柱の上端にPCa縦梁の両端を支持してこのPCa縦梁を架設する工程と、左右両端がPCa柱上に支持されるPCa横梁の左右両側に前記PCa柱の上端位置と対応する空間を隔てて配置されると共に横梁主筋を介して前記PCa横梁に連結されたPCa張り出し梁を添え材に拘束してから、前記PCa張り出し梁を添え材に拘束してから、この添え材ごと前記PCa横梁とPCa張り出し梁の連結体を揚重して左右に並んだ前記PCa柱上に架設する工程と、列方向に並んだ前記PCa横梁間にハーフPCaスラブを架設し、左右に並んだ前記PCa縦梁間にPCa張り出しスラブを架設する工程と、前記PCa横梁とPCa張り出し梁の間の空間及び前記ハーフPCaスラブ上に後打ちコンクリートを打設する工程と、からなることを特徴とするPCaコンクリート部材を用いた高架橋の施工法。
前のページに戻る