特許
J-GLOBAL ID:200903016967802122

加工性とめっき密着性に優れた合金化溶融亜鉛めっき高張力鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-124376
公開番号(公開出願番号):特開2001-303226
出願日: 2000年04月25日
公開日(公表日): 2001年10月31日
要約:
【要約】【課題】 家電、建材、自動車などの各種機械、装置類の構造部材として好適な、局部延性に優れた残留オーステナイト鋼を母材とし、加工性と密着性に優れためっき皮膜を有する合金化溶融亜鉛めっき高張力鋼板を提供する。【解決手段】 母材が質量%でC:0.05〜0.20%、Si:0.02〜1.50%、Mn:0.50〜3.0%、Al:0.05〜2.0%、Tiおよび/またはNbを、Ti:0.007〜0.25%、Nb:0.005〜0.25%、かつTi+2Nb≦0.30(%)の範囲で含有し、かつ、Si+Al≧0.50(%)および5(Ti+2Nb)≧P+0.1Siを満足し、オーステナイトを体積%で1〜30%含有し、残部が実質的にフェライトよりなる複合組織を備え、めっき皮膜が質量%でFeを8〜15%含有し、残部は実質的にZnよりなり、そのΓ相の厚さ(D0 )とΓ1 相の厚さ(D1 )がD1 /(D0 +D1 )≦0.80を満たす鋼板。
請求項(抜粋):
母材の少なくとも片面に合金化溶融亜鉛めっき皮膜を備えた合金化溶融亜鉛めっき鋼板であって、母材の化学組成が質量%でC:0.05〜0.20%、Si:0.02〜1.50%、Mn:0.50〜3.0%、P:0.10%以下、Al:0.05〜2.0%、Tiおよび/またはNbを、Ti:0.007〜0.25%、Nb:0.005〜0.25%、かつTi(%)+2Nb(%):0.30(%)以下である範囲で含有し、さらに、下記式(a)と下記式(b)を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、母材の結晶組織が、オーステナイトが体積%で1.0〜30%、残部が実質的にフェライトよりなる複合組織を備え、上記めっき皮膜の化学組成が質量%でFeが質量%で8.0〜15%、残部が実質的にZnよりなり、めっき皮膜のΓ相の厚さ(D0)とΓ1 相の厚さ(D1 )が下記式(c)の関係を満たすものであることを特徴とする加工性とめっき皮膜密着性に優れた合金化溶融亜鉛めっき高張力鋼板。【数1】
IPC (4件):
C23C 2/06 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C23C 2/40
FI (4件):
C23C 2/06 ,  C22C 38/00 301 T ,  C22C 38/14 ,  C23C 2/40
Fターム (11件):
4K027AA23 ,  4K027AB02 ,  4K027AB07 ,  4K027AB28 ,  4K027AB38 ,  4K027AB42 ,  4K027AC12 ,  4K027AC52 ,  4K027AC73 ,  4K027AC82 ,  4K027AE23
引用特許:
審査官引用 (5件)
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