特許
J-GLOBAL ID:200903016968582339
導電層の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
津国 肇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-197464
公開番号(公開出願番号):特開平5-205518
出願日: 1992年07月02日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 基材の1つ以上の側面を、a)不活性溶媒中の式Iのラジカルカチオン塩の針状品懸濁液、又はb)式IIの化合物、塩素、臭素若しくはヨウ素を含む有機化合物又は塩化銅(II)の不活性溶媒中の溶液を、ノズルから基材上にスプレーし、溶媒を蒸発させてなる基材上の導電層の製造方法。(Xは、S、Se又はTe;nは0.3〜0.9;R1 、R2 、R3 及びR4 はH、ハロゲン又はCH3 )。【効果】 上記方法により得た被覆は、すぐれた放電能力を有しその静電遮蔽効果により、耐電防止仕上げの成型品の製造に適する。高い導電率を有し、表示素子の電極としても使用できる。広範囲の被覆及び三次元物体を完全に被覆できる。
請求項(抜粋):
基材上の導電層の製造方法であって、該導電層は、式(I):【化1】(式中、Xは硫黄、セレン又はテルルであり、nは0.3から0.9の値であり、R1 は水素、フッ素、塩素又はメチル基であり、そしてR2 、R3 及びR4は水素であるか、又はR1 、R2 、R3 及びR4 はそれぞれフッ素又はメチル基であるか、又はR1 及びR2 はそれぞれフッ素、塩素若しくはメチル基であり、R3 及びR4 はそれぞれ水素であるか、又はR1 及びR3 若しくはR1 及びR4はそれぞれフッ素であり、そしてR2 及びR4 若しくはR2 及びR3 はそれぞれ水素であり、Yは塩素、臭素、ヨウ素又は塩化銅(II)である)で示される導電性ラジカルカチオン塩の針状晶の網目組織を含み、そして該基材の少なくとも1つの側面を、a)溶解した熱可塑性ポリマー又は熱硬化性ポリマーの出発化合物の少なくとも1つをさらに含むことのできる不活性溶媒中の式Iのラジカルカチオン塩の針状晶の懸濁液、又はb)(b1)式(II):【化2】(式中、R1 、R2 、R3 、R4 及びXは前記と同義である)で示される化合物、(b2)式IIの化合物と共に加熱すると式Iの化合物を生成する塩素、臭素若しくはヨウ素を含むモノマー、オリゴマー若しくはポリマーの有機化合物又は無水塩化銅(II)、塩化銅(II)アコ錯体若しくは塩化銅(II)溶媒錯体、及び(b3)熱可塑性プラスチックポリマー又熱硬化性ポリマーの出発物質の少なくとも1つの不活性溶媒中の溶液で被覆し、次いで該溶媒を蒸発させることにより該網目組織はポリマーマトリックス中に埋入されている、a)の懸濁液又はb)の溶液をノズルから基材上にスプレーすることを特徴とする該導電層の製造方法。
IPC (9件):
H01B 1/20
, C07D345/00
, C07D495/06
, C08K 5/45 KBW
, C08K 5/56 KCF
, C09D 5/24 PQW
, C09K 3/00
, H01B 5/16
, C07D339:00
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