特許
J-GLOBAL ID:200903016969839805

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-004852
公開番号(公開出願番号):特開平9-197855
出願日: 1996年01月16日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【課題】 加熱される薄肉の被加熱体の長手方向の温度ムラを定着装置の使用条件の変化に対応して好適に抑制し、通紙モードに拘らず安定した定着性能を確保し得る定着装置を提供する。【解決手段】 定着装置は、加熱源たる誘導コイル18と、薄肉の金属スリーブ11と、金属スリーブ11が摺動接触するホルダ30と、ホルダ30および金属スリーブ11に圧接する加圧ローラ13とを有する。ホルダ30には、シート14を挟持する2つのニップ部31,32が選択的に切り換え自在に設けられ、各ニップ部31,32のそれぞれには、ホルダ30の長手方向に沿って、良熱伝導性の特性を有する材質からなる第1と第2の熱拡散手段33,34を設けてある。そして、第1と第2の熱拡散手段33,34の熱伝導度を異ならせてあり、定着装置の使用条件の変化に対応して熱拡散手段33,34をニップ位置に選択的に臨ませる。
請求項(抜粋):
搬送される記録媒体上に形成された未定着画像の現像剤を、熱によって融解して当該記録媒体上に融着させる定着装置であって、加熱源たる誘導コイルと、前記誘導コイルにより誘導電流が誘起されて発熱すると共に前記記録媒体の搬送方向に沿って移動自在に設けられた薄肉の金属体と、前記金属体が摺動接触する保持部材と、前記記録媒体の搬送路を介して前記保持部材および前記金属体に対向し、前記保持部材および前記金属体に圧接する加圧部材と、を有し、前記保持部材のうち前記記録媒体を挟持するニップ部に、前記保持部材の長手方向に沿って、良熱伝導性かつ非磁性の特性を有する材質からなる熱拡散手段を設けてなる誘導加熱方式の定着装置。
IPC (2件):
G03G 15/20 101 ,  G03G 15/20 107
FI (2件):
G03G 15/20 101 ,  G03G 15/20 107
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭8-030126
審査官引用 (1件)
  • 特開昭8-030126

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