特許
J-GLOBAL ID:200903016974005009

電気化学的分極法による低合金鋼の炭化物検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-059607
公開番号(公開出願番号):特開平6-249828
出願日: 1993年02月24日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】電気化学的分極法を用いて、効率よく低合金鋼の劣化程度を知る。【構成】高温で応力の負荷された低合金鋼のCrMoV鋼に、電気化学的分極測定用セル内の飽和ピクリン酸溶液の電解液を接触させ、CrMoV鋼とセル内の塩橋間の電位を掃引することにより、特定の電位付近でMo-richの炭化物M6 Cが溶出反応を起こし、この反応が2番目のピーク電流、即ち、2次アノードピーク電流として現われる。2次アノードピーク電流は、M6 Cの析出量と関係を有することから、簡便な方法で精度よくCrMoV鋼の劣化程度を知ることができる。
請求項(抜粋):
被測定材に電解液を接触させ、被測定材と電解液との間に電位を掃引することによりアノード電流分極波形を得、その2次アノードピーク電流から、被測定材の炭化物析出の有無および析出量を検出することを特徴とする電気化学的分極法による低合金鋼の炭化物検出方法。
IPC (4件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/26 351 ,  G01N 27/26 ,  G01N 17/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭59-081552
  • 特開平3-111752
  • 特開昭61-246661
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