特許
J-GLOBAL ID:200903016979050452
ファルネシル-タンパク質トランスフェラーゼ阻害剤
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-535553
公開番号(公開出願番号):特表2000-504024
出願日: 1997年04月01日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】本発明は、ファルネシル-タンパク質トランスフェラーゼ(FTアーゼ)及びガン遺伝子タンパク質Rasのファルネシル化を阻害する化合物に関する。本発明はさらに、本発明の化合物を含む化学療法組成物、並びにファルネシル-タンパク質トランスフェラーゼ及びガン遺伝子タンパク質Rasのファルネシル化を阻害する方法に関する。
請求項(抜粋):
式A:〔式中、R1a及びR1bは独立に:(a) 水素、(b) アリール、複素環、C3-C10シクロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、R10O-、R11S(O)m-、R10C(O)NR10-、R11C(O)O-、(R10)2NC(O)-、R102N-C(NR10)-、CN、NO2、R10C(O)-、N3、-N(R10)2又はR11OC(O)NR10-、(c) 非置換又は置換C1-C6アルキル(ここで、置換C1-C6アルキル上の置換基は、非置換又は置換アリール、複素環、C3-C10シクロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、R10O-、R11S(O)m-、R10C(O)NR10-、(R10)2NC(O)-、R102N-C(NR10)-、CN、R10C(O)-、N3、-N(R10)2及びR11OC(O)NR10-から選択される)から選択され;R2、R3、R4及びR5は独立に:(a) 水素、(b) 非置換又は置換アリール、非置換又は置換複素環、C3-C10シクロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、ハロゲン、C1-C6ペルフルオロアルキル、R12O-、R11S(O)m-、R10C(O)NR10-、(R10)2NC(O)-、R11C(O)O-、R102N-C(NR10)-、CN、NO2、R10C(O)-、N3、-N(R10)2又はR11OC(O)NR10-、(c) 非置換C1-C6アルキル、(d) 置換C1-C6アルキル(ここで、置換C1-C6アルキル上の置換基は、非置換又は置換アリール、非置換又は置換複素環、C3-C10シクロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、R12O-、R11S(O)m-、R10C(O)NR10-、(R10)2NC(O)-、R102N-C(NR10)-、CN、R10C(O)-、N3、-N(R10)2及びR11OC(O)-NR10-から選択される)から選択され; R6a、R6b、R6c、R6d及びR6eは独立に:(a) 水素、(b) 非置換又は置換アリール、非置換又は置換複素環、C3-C10シクロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、ハロゲン、C1-C6ペルフルオロアルキル、R12O-、R11S(O)m-、R10C(O)NR10-、(R10)2NC(O)-、R11C(O)O-、R102N-C(NR10)-、CN、NO2、R10C(O)-、N3、-N(R10)2又はR11OC(O)NR10-、(c) 非置換C1-C6アルキル、(d) 置換C1-C6アルキル(ここで、置換C1-C6アルキル上の置換基は、非置換又は置換アリール、非置換又は置換複素環、C3-C10シクロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、R12O-、R11S(O)m-、R11S(O)mNR10-、(R10)2NS(O)m-、R13C(O)NR10-、(R10)2NC(O)-、R102N-C(NR10)-、CN、R10C(O)-、N3、-N(R10)2及びR11OC(O)-NR10-から選択される)から選択され; 隣接する炭素原子上のR6a、R6b、R6c、R6d及びR6eのうちの任意の2つは一緒になって、-CH=CH-CH=CH-、-CH=CH-CH2-、-(CH2)4-及び-(CH2)3-から選択されるジラジカルを形成し; 但し、R2、R3、R4、R5、R6a、R6b、R6c、R6d又はR6eが非置換又は置換複素環のとき、R2、R3、R4、R5、R6a、R6b、R6c、R6d又はR6eのフェニル環への結合は置換可能な複素環炭素を介して行われ; R7は:H;置換されていないか又は置換された、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、複素環、アリール、アロイル、ヘテロアロイル、アリールスルホニル、ヘテロアリールスルホニル(ここで、置換された基は:(a) C1-4アルコキシ、(b) アリール若しくは複素環、(c) ハロゲン、(d) HO、(f) -SO2R11、(g) N(R10)2、又は(h) C1-4ペルフルオロアルキルで置換されている)から選択され; R8は独立に:(a) 水素、(b) アリール、置換アリール、複素環、置換複素環、C3-C10シクロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、ペルフルオロアルキル、F、Cl、Br、R10O-、R11S(O)m-、R10C(O)NR10-、(R10)2NC(O)-、R102N-C(NR10)-、CN、NO2、R10C(O)-、N3、-N(R10)2又はR11OC(O)NR10-、及び(c) 非置換又は置換C1-C6アルキル(ここで、置換C1-C6アルキルは、アリール、シアノフェニル、複素環、C3-C10シクロアルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、ペルフルオロアルキル、F、Cl、Br、R10O-、R11S(O)m-、R10C(O)NH-、(R10)2NC(O)-、R102N-C(NR10)-、CN、R10C(O)-、N3、-N(R10)2又はR10OC(O)NH-で置換されている)から選択され; 但し、R8が複素環のとき、R8のVへの結合は置換可能な環炭素を介して行われ; R9は独立に:(a) 水素、(b) C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C1-C6ペルフルオロアルキル、ハロゲン、R11O-、R11S(O)m-、R10C(O)NR10-、(R10)2NC(O)-、R102N-C(NR10)-、CN、NO2、R10C(O)-、N3、-N(R10)2又はR11OC(O)NR10-、及び(c) 非置換又は置換C1-C6アルキル(ここで、置換C1-C6アルキルは、C1-C6ペルフルオロアルキル、F、Cl、Br、R10O-、R11S(O)m-、R10C(O)NR10-、(R10)2NC(O)-、R102N-C(NR10)-、CN、R10C(O)-、N3、-N(R10)2又はR11OC(O)NR10-で置換されている)から選択され; R10は独立に、水素、C1-C6アルキル、2,2,2-トリフルオロエチル、ベンジル及びアリールから選択され; R11は独立に、C1-C6アルキル及びアリールから選択され; R12は独立に、水素、C1-C6アルキル、C1-C6アラルキル、置換C1-C6アラルキル、C1-C6ヘテロアラルキル、置換C1-C6ヘテロアラルキル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、C1-C6ペルフルオロアルキル、2-アミノエチル及び2,2,2-トリフルオロエチルから選択され; R13は独立に、水素、C1-C6アルキル、2,2,2-トリフルオロエチル、-CH2N(R10)2、ベンジル及びアリールから選択され; A1及びA2は独立に:結合、-CH=CH-、-C≡C-、-C(O)-、-C(O)NR10-、-NR10C(O)-、O、-N(R10)-、-S(O)2N(R10)-、-N(R10)S(O)2-又はS(O)mから選択され; Vは:(a) 水素、(b) 複素環、(c) アリール、(d) C1-C20アルキル(ここで、0〜4個の炭素原子はO、S及びNから選択されるヘテロ原子で置換される)、及び(e) C2-C20アルケニルから選択され; 但し、A1がS(O)mのときVは水素ではなく、A1が結合、nが0且つA2がS(O)mのときVは水素ではなく; 但し、Vが複素環のとき、VのR8及びA1への結合は、置換可能な環炭素を介して行われ; Wは複素環であり; Xは、結合、-CH=CH-、O、-C(=O)-、-C(O)NR7-、-NR7C(O)-、-C(O)O-、-OC(O)-、-C(O)NR7C(O)-、-S(O)2N(R10)-、-N(R10)S(O)2-又は-S(=O)m-であり; mは、0、1又は2であり; nは独立に、0、1、2、3又は4であり; pは独立に、0、1、2、3又は4であり; qは0、1、2又は3であり; rは、0〜5であり、但し、Vが水素のときrは0であり; tは0又は1である〕の、ファルネシル-タンパク質トランスフェラーゼを阻害する化合物又はその医薬上許容し得る塩。
IPC (6件):
C07D233/30
, A61P 43/00
, A61K 31/4164
, C07D233/32
, C07D233/64 105
, C07D233/66
FI (6件):
C07D233/30
, A61K 31/00 643 D
, A61K 31/415 606
, C07D233/32
, C07D233/64 105
, C07D233/66
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