特許
J-GLOBAL ID:200903016987304668

医療廃棄物の処理方法及び処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 北谷 寿一 ,  北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-083555
公開番号(公開出願番号):特開平5-285207
出願日: 1991年03月22日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】 医療廃棄物を簡単、かつ確実に滅菌処理することのできる医療廃棄物処理方法及びその装置を提供する。【構成】 医療廃棄物を収容した缶体を密封する手順(S1)、缶内を蒸気噴出力を利用したエゼクタ作用で排気したのち、缶内に高温の蒸気を供給して缶内を加熱する手順(S2)、この加熱状態を一定時間継続させることにより廃棄物を滅菌する手順(S3)、缶内に高温空気を流通させて乾燥させる手順(S4)、缶体を開放する手順(S5)を順に行う。【効果】 缶内で廃棄物を高温蒸気及び高温空気にさらすことにより廃棄物を滅菌するとともに廃棄物中の合成樹脂等を変形させ、廃棄物中の残液等を乾燥させることになるから、廃棄物は滅菌されるだけでなく、廃棄物中の樹脂部分等が変形破損して再使用に耐えない状態となるから、一般産業廃棄物として処理することができる。
請求項(抜粋):
気密構造の缶体内に医療廃棄物を収容し、扉の閉止を確認するとともにドアロックを確認し、シール部分を加圧したのち缶体内を排気し、缶体内に所定圧力の蒸気を供給して缶内を加熱し、缶内を所定温度に維持した状態を一定時間継続して医療廃棄物を滅菌し、蒸気供給を停止したのち高温空気を缶内に流通させることにより、医療廃棄物を乾燥し、シール部分に作用している圧力を除去して扉を開放するようにした医療廃棄物の処理方法。
IPC (2件):
A61L 11/00 ,  A61G 12/00

前のページに戻る