特許
J-GLOBAL ID:200903016989441824

回路遮断器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-016782
公開番号(公開出願番号):特開平7-226143
出願日: 1994年02月10日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】一対のアーク走行板のうちの一方を不要にして部品点数を削減する。【構成】電源側端子20aと負荷側端子20bとの間に、接点部30と電磁釈放装置50のコイル51とを挿入した主電路を形成する。電磁釈放装置50は、コイル51の軸方向の両端面に対向する側片52a,52bと、両側片52a,52bを連結する中間片52cとを備えたヨーク52を備える。接点部30を構成する固定接点31にはアーク走行板71が電気的に接続され、可動接点32にはヨーク52の接点部30に近いほうの側片52aが電気的に接続される。また、アーク走行板71の一部とヨーク52の中間片52cとは消弧グリッド72を挟んで対向する。
請求項(抜粋):
電源側端子と負荷側端子との間に接点部と電磁釈放装置のコイルとを挿入した主電路を形成し、接点部の閉極時に主電路に過大な電流が通過するとコイルに生じる磁力でコイル内に設けた可動鉄芯を移動させ、可動鉄芯の移動を利用して接点部を強制的に開極させる回路遮断器において、コイルの軸方向の両端面に対向する一対の側片とコイルの外側で両側片の間を一体に結合する中間片とを備え可動鉄芯を通る磁路を形成するヨークと、接点部を構成する一方の接点に電気的に接続され接点部の周囲の磁界との相互作用でアークに作用する電磁力の向きに延長されたアーク走行板とを設け、コイルの軸方向とアーク走行板の延長方向とを略一致させるとともにヨークの中間片をアーク走行板の延長部位に対向させ、ヨークの両側片のうち接点部に近いほうの側片を接点部を構成する他方の接点に電気的に接続したことを特徴とする回路遮断器。

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