特許
J-GLOBAL ID:200903016995283688
変性ポリシロキサン化合物及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
東海 裕作 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-143383
公開番号(公開出願番号):特開平5-156023
出願日: 1992年05月08日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】フェノール骨格を導入した変性ポリシロキサン化合物及びその製造方法を提供する。【構成】アニオン重合法により、一般式〔I〕で示されるフェノール残基の水酸基が飽和脂肪族系保護基により保護された化合物を単独重合、又はこれと共重合可能な化合物とを共重合させた後、環状シロキサン化合物を加えて共重合反応を行い、得られた共重合体の飽和脂肪族系保護基を脱離処理してフェノール骨格を導入した変性ポリシロキサン化合物を製造する。【化1】(式中、R1 は水素原子又はメチル基を表し、R2 は炭素数1〜6のアルキル基を表す。)【効果】分子量および分子構造の制御されたフェノール骨格を有する変性ポリシロキサン化合物を容易に製造できる。
請求項(抜粋):
下記の一般式〔I〕X(Y)n ・・・・・・・・〔I〕(ここに、Xは下記一般式〔II〕で表されるp-アルケニルフェノール単位を必須構成単位とする重合体ブロック、Yは下記一般式〔III 〕で表されるオルガノシロキサンを繰り返し単位とする重合体ブロックであり、nは1又は2である。)で表され、XとYとの重量比が1/99≦X/Y≦90/10,数平均分子量が、1,000〜100,000である変性ポリシロキサン化合物。【化1】(式中、R1 は、水素原子又はメチル基を表し、R2 は、炭素数1〜6の直鎖又は分枝のアルキル基を表す。)【化2】(式中、R3 及びR4 は、それぞれ炭素数1〜20の直鎖又は分枝のアルキル基、シクロアルキル基、アリール基又はアラルキル基を表す。又、R3 及びR4 は同一又は相異なっていてもよい。)
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