特許
J-GLOBAL ID:200903017000350589

高Mn鋼鋳片、その連続鋳造方法および高張力鋼材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-231639
公開番号(公開出願番号):特開平11-061328
出願日: 1997年08月28日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】引張強さ900MPa以上の高張力鋼の製造に適した高Mn鋼鋳片、その鋳片の連続鋳造方法およびこの鋳片を用いた低温靱性および溶接性に優れた高張力鋼材の製造方法の提供。【解決手段】(1)おもな合金元素として、重量%でC:0.02〜0.1%、Mn:0.8〜2.5%、Ni:0.3〜1.2%、Nb:0.01〜0.1%、Ti:0.005〜0.03%を含有するとともに下記?@式を満足する化学組成を備え、中心部のMn偏析度が3以下である高Mn鋼鋳片。0.28≦Vs≦0.42 ・・・・・ ?@ここで、Vs=C+0.2Mn+5P-0.1Ni-0.7Mo+0.1Cu(2)上記(1)の化学組成を備える溶鋼を連続鋳造用鋳型に注入し、鋳型から引き抜かれた鋳片に対して、中心偏析抑制操作を加えることによる高Mn鋼鋳片の連続鋳造方法。(3)上記(1)の鋳片または(2)の方法で得られる鋳片を所定の条件で熱間圧延し、冷却することによる鋼材の製造方法。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.02〜0.1%、 Si:0.03〜0.6%、Mn:0.8〜2.5%、 P:0.015%以下、S:0.003%以下、 Ni:0.3〜1.2%、Nb:0.01〜0.1%、 Ti:0.005〜0.03%、Al:0.004〜0.1%、 N:0.001〜0.006%、Cu:0〜0.6%、 Cr:0〜0.8%、Mo:0〜0.6%、 V:0〜0.1%、 B:0〜0.0025%、 Ca:0〜0.006%を含有するとともに下記?@式を満足し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる化学組成を備え、(鋳片中心部のMn含有率)/(鋳片の平均Mn含有率)として表されるMn偏析度が3以下であることを特徴とする高Mn鋼鋳片。0.28≦Vs≦0.42 ・・・・・ ?@ここで、Vs=C+0.2Mn+5P-0.1Ni-0.7Mo+0.1Cuただし、式中の元素記号は各元素の含有率(重量%)を表す。
IPC (6件):
C22C 38/00 301 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/10 350 ,  B22D 11/128 350 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/58
FI (6件):
C22C 38/00 301 A ,  B22D 11/00 A ,  B22D 11/10 350 F ,  B22D 11/128 350 A ,  C21D 8/02 A ,  C22C 38/58

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