特許
J-GLOBAL ID:200903017002512560
磁気テープ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-350842
公開番号(公開出願番号):特開平5-159479
出願日: 1991年12月10日
公開日(公表日): 1993年06月25日
要約:
【要約】【目的】 磁気テープ媒体を繰り返して使用するため、その取扱や保管条件により低下する磁気テープ品質をデータの記録の際に分かるようにする。【構成】 ホストから送られてくるデータを制御部1は記録データ発生回路23,記録回路22および磁気ヘッド21を介して磁気テープ20に記録する。それとともに再生回路24およびデータ復元回路25によりデータを再生する。このときエラーがあればこれを検出してエラーと処理総数を計数する。そしてエラーレートを算出し、処理される磁気テープ単位でEEPROMに格納し今までに処理されたエラーレートの平均値を算出して今回処理した磁気テープのエラーレートと比較して規定値以上のときに磁気テープの表示部28にメッセージを出力する。
請求項(抜粋):
磁気テープを交換して使用する磁気テープ装置であって、データを磁気テープ上に記録するとともに記録したデータを再生し、再生時にエラーが検出されたとき前記記録されたデータを再度記録するというリトライ処理を行い、かつ、前記エラーとデータ処理の総数をそれぞれ計数する磁気テープ装置において、前記計数した結果からエラーレートを計算するエラーレート算出手段と、前記エラーレート算出手段により得られた結果を磁気テープ単位に格納するEEPROM格納手段と、前記磁気テープが複数巻処理された結果の平均値を算出するエラーレート平均値算出手段と、前記エラーレート平均値算出手段より得られた結果と今回処理した前記磁気テープのエラーレートを比較し、その割合が規定以上のときに前記処理された磁気テープの劣化を示すメッセージを表示するエラーレート判定手段とを含み、ジョブの終了時に記録した磁気テープの品質を明示するように構成したことを特徴とする磁気テープ装置。
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