特許
J-GLOBAL ID:200903017008138635

回分式活性汚泥法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-011371
公開番号(公開出願番号):特開平10-202288
出願日: 1997年01月24日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 もぐり堰型の上澄水排出装置の機種にかかわらず、もぐり堰型の上澄水排出装置の着水時には浮遊異物を着水域から確実に排除して、上澄水と同時に浮遊異物が排出される不都合の発生を回避するとともに、散水時間の短縮により無駄な散水を無くす。【解決手段】 排水管12Cおよび堰12Aを着水位置直前の位置まで下降させて、水面検知手段16により水面を検知し、この水面検知信号を制御器17に入力し、制御器17からは入力された水面検知信号に基づいてタイマー18を動作させ、タイマー18の設定時間分に相当して散水装置15の散水弁15Aを弁開し、散水を行って着水域の上澄水面に浮遊している異物を排除した直後に堰12Aを着水させ、半割り状の排水口12Bから上澄水を導入して排水する。
請求項(抜粋):
汚水計量槽から回分槽に原水が移送される原水の流入工程と、回分槽内で攪拌およびバッ気・攪拌するバッ気・攪拌工程と、回分槽内での活性汚泥の沈殿工程と、沈殿工程後にもぐり堰型の上澄水排出装置を着水させて、上澄水を排出する排出工程を1サイクルとして、1日当り所定のサイクル数で回分的に連続処理する回分式活性汚泥法において、前記もぐり堰型の上澄水排出装置の着水寸前に着水域に向けて散水することで上澄水面に浮遊している異物を前記着水域から排除して、前記もぐり堰型の上澄水排出装置を着水させ、着水時もしくは着水直後に前記散水を停止させることを特徴とする回分式活性汚泥法。

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