特許
J-GLOBAL ID:200903017008150694

構造物の漏水部に取り付けられる漏水受樋装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 清一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-030828
公開番号(公開出願番号):特開2002-235498
出願日: 2001年02月07日
公開日(公表日): 2002年08月23日
要約:
【要約】【課題】 ずい道の漏水部に漏水受樋を、止水を確実にして固定する。【解決手段】 ずい道の壁面3の漏水部5からの漏水を受ける漏水受樋6と、その両側に設けられて壁面3に固定される固定筒体7,7と、該固定筒体7に挿着される固定部材31を具える。固定筒体7は中空状をなし、その裏板12には弾性止水部材17が付設され、表板11には開口19が並設されている。開口19が設けられて形成された凹所30には、有底円筒状の固定部材31が納設される。前記止水部材17と裏板12と固定部材の固定片32を貫通したアンカーボルトのネジ軸41にナット43を螺合し締め付ける。ナット43の締め付けにより、固定片32が裏板12に、又押圧片35が表板11に、夫々押圧状態となる。これにより、ナットの締め付けに伴う固定力を、固定筒体7の表板11と裏板12の双方に及ぼし、固定筒体7を壁面3に強固且つ安定的に固定できる。
請求項(抜粋):
構造物のコンクリート壁面の漏水部からの漏水を受ける漏水受板と、その両側に設けられ且つコンクリート壁面に固定される固定筒体と、該固定筒体に装着される固定部材とを具え、前記固定筒体は、周方向に閉じた中空状をなし、間隔を隔てる表板と裏板とを有し、該裏板には、前記壁面に弾性圧接状態となり得る止水部材が付設されるものとなされており、又前記表板には、固定筒体の長さ方向に所要間隔をおいて開口が設けられると共に、前記裏板には、該開口が設けられた部分においてボルト孔が貫設されており、又前記固定筒体の、前記開口が設けられて形成された凹所には、前記固定部材が納設されるものとなされ、該固定部材は、前記ボルト孔を挿通するアンカーボルトを挿通させる挿通孔が設けられてなる固定片に、前記開口の縁部分の外面側を押圧し得る押圧片が設けられてなり、前記壁面で突設された前記アンカーボルトを、前記裏板のボルト孔及び固定片の挿通孔に挿通させ、該固定片から突出されたネジ軸にナットを螺合し締め付けることによって、前記固定筒体を前記固定部材と共に前記壁面に固定可能となされ、該ナットを締め付けることによって、前記固定片が裏板に押圧状態となり且つ前記押圧片が前記表板を裏板に向けて押圧するように構成されていることを特徴とする構造物の漏水部に取り付けられる漏水受樋装置。
Fターム (2件):
2D055LA02 ,  2D055LA03
引用特許:
審査官引用 (3件)

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