特許
J-GLOBAL ID:200903017011077370

電気コネクタハウジングへの端子及びスペーサの取付 方法及びその為のスペーサを有する電気コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-253751
公開番号(公開出願番号):特開平7-085921
出願日: 1993年09月16日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】仮挿着されているスペーサに対して無接触のまま又はスペーサを単に浮動させるだけで端子を本装着し、端子の不完全装着を防止すると共に、端子の数に関係なくスペーサ係止片の保持力を一定にでき且つスペーサをハウジングから取外し易い手段を提供する。【構成】スペーサ14を、複数の係止片17の各爪部18が各々ハウジング1の係合体5の前方の各嵌合溝8に嵌合する位置迄押込んで本挿着し、このスペーサ本挿着状態に於いて複数の係止片17の各爪部18により個々独立して各端子23の抜け止めを図るようにすると共に、本挿着位置に於けるスペーサ14を、基部の前部16付近を回動中心としてスペーサの基部15側をハウジングの天面4方向へ回動し、もって各端子23に対して空間を存した状態で複数の係止片17の爪部18を各嵌合溝8から外し、次いで各端子23を引き抜き得る。
請求項(抜粋):
ハウジング1に横並びに形成された複数の端子装着空間2の各端子装着空間2内に、スペーサ14を仮挿着した後、各端子23を規定位置に本装着してから上記スペーサ14を規定位置に本挿着し、各端子23のハウジング1からの抜け止めを図り、逆にスペーサ14をハウジング1から除去した後に各端子23をハウジング1から取外すようにした電気コネクタハウジングへの端子及びスペーサの取付け方法に於いて;基部15と基部の前部16の互いに独立した複数の係止片17より成る上記スペーサ14を、その各係止片17先端の各爪部18をハウジング天面4の各係合体5の前面6に突き当てた仮挿入位置に保持したまま、各端子23をスペーサ14に対して空間25を存した状態で押込み本装着位置へ移動後に、上記スペーサ14を、その複数の係止片17の各爪部18が各々ハウジング1の係合体5の前方の各嵌合溝部8に嵌合する位置迄押込んで本挿着し、このスペーサ本挿着状態に於いて上記複数の係止片17の各爪部18により個々独立して各端子23の抜け止めを図るようにすると共に、上記本挿着位置に於けるスペーサ14を、スペーサ14の前部16付近を回動中心としてスペーサ基部15側をハウジング天面4方向へ回動26し、もって各端子23に対して空間を存した状態で複数の係止片17の爪部18を上記各嵌合溝8から外し、次いで各端子23を引き抜き得るようにしたことを特徴とする電気コネクタハウジングへの端子及びスペーサの取付方法。

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