特許
J-GLOBAL ID:200903017026355163

複合成形品の射出成形方法および成形用金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 嘉昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-120842
公開番号(公開出願番号):特開平9-277305
出願日: 1996年04月19日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 金型の耐久性が長く、金型が小さく、しかも小さな型締力でも成形できる、複合成形品の射出成形方法を提供する。【解決手段】 固定金型(1)には、その略中央部に1次成形用の中央凹部(2)とその両隣に2次成形用の第1、2の凹部(3、4)とを設ける。スライド金型(30)には、1次成形用の第1、2の凹部(31、32)を設ける。そしてスライド金型(30)を第1位置と第2位置とに交合にスライドさせて、1次成形は常に金型の中央部で成形し、2次成形はその隣で成形する。
請求項(抜粋):
スライド金型(30)を固定金型(1)に対して第1位置へスライドさせて、固定金型(1)の略中央に位置する1次成形用の中央凹部(2)とスライド金型(30)の一方の第2の凹部(32)とにより形成される1次成形用のキャビテイに第1の樹脂材料を射出して1次成形品(J1)を成形すると共に、前記中央凹部(2)の一方の隣に位置する2次成形用の第1の凹部(3)と前記スライド金型(30)の他方の第2の凹部(31)に保持されている、先に成形した1次成形品(J1’)とで形成される2次成形用のキャビテイに第1樹脂材料と異なる第2の樹脂材料を射出して、先に成形した1次成形品(J1’)と一体化した複合成形品(J)を成形する第1工程と、前記第1工程により成形した複合成形品(J)を取り出す第2工程と、前記第1工程により成形した1次成形品(J1)を保持した状態で前記スライド金型(30)を前記固定金型(1)に対して第2位置へスライドさせて、前記固定金型(1)の略中央に位置するの中央凹部(2)と前記スライド金型(30)の他方の第1の凹部(31)とにより形成される1次成形用のキャビテイに第1の樹脂材料を射出して1次成形品(J1)を成形すると共に、前記中央凹部(2)の他方の隣に位置する2次成形用の第2の凹部(6)と前記スライド金型(30)の一方の第1の凹部(32)に保持されている、第1工程で成形した1次成形品(J1)とで形成される2次成形用のキャビテイに第1樹脂材料と異なる第2の樹脂材料を射出して、1次成形品(J1)と一体化した複合成形品(J)を成形する第3工程と、前記第3工程により成形した複合成形品(J)を取り出す第4工程と、前記第3工程により成形した1次成形品(J1)を保持した状態で前記スライド金型(30)を前記固定金型(1)に対して第1位置へスライドさせて、前記第1工程と同様にした成形する工程とを、繰り返しながら成形することを特徴とする複合成形品の射出成形方法。
IPC (4件):
B29C 45/16 ,  B29C 45/14 ,  B29C 45/26 ,  B29K105:20
FI (3件):
B29C 45/16 ,  B29C 45/14 ,  B29C 45/26

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