特許
J-GLOBAL ID:200903017041977162

CTスキャナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-202268
公開番号(公開出願番号):特開平9-049807
出願日: 1995年08月08日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】断面像の更新が早くでき、または補間画像を能率よく得ることができるCTスキャナを得ることにある。【課題解決手段】上下に移動可能なフレーム10の対向位置に支持され、所定の広がり角のX線ビーム4を発生するX線管1、4が被検体5を透過するX線量を検出する検出器6と、10に1と6の間に5を一定方向にスキャンを行いかつ平行かつ等間隔に分布した多数の投影データを得るためと、かつ5を所定角度ずつ回転可能にするトラバース回転機構8,9と、8,9に対してn回のトラバース動作を含んだスキャン動作と、回転動作を交互に行うための制御指令を与える制御装置16と、6からのデータを収集する収集装置12から入力し、5の断面像を得る再構成装置13とを有し、n回のトラバースにより1回のスキャン動作を行い、トラバース回数がk回毎に不完全な部分断面像を作成するもの。
請求項(抜粋):
所定方向に移動可能に構成したフレームと、このフレームの対向する位置に支持され、所定の広がり角のX線ビームを発生するX線管およびこのX線管から発生するX線ビームが被検体を透過するX線量を検出する検出器と、前記フレームであって前記X線管と前記検出器の間に前記被検体を一定方向に直線スキャンを行うと共に、平行かつ等間隔に分布した多数の投影データを得るためと、かつ前記被検体を所定角度ずつ回転可能にするトラバース回転機構と、このトラバース回転機構に対してn回のトラバース動作を含んだスキャン動作と、回転動作を交互に行うための制御指令を与える制御装置と、前記検出器からのデータを収集するデータ収集装置と、このデータ収集装置からのデータを入力し、前記被検体の断面像を得る再構成装置とを有し、n回のトラバースにより1回のスキャン動作を行い、かつ前記トラバース回数がk(kは自然数か自然数の逆数でn/kが自然数になるような任意の数)回毎に不完全な部分断面像を作成することを特徴とするCTスキャナ。

前のページに戻る