特許
J-GLOBAL ID:200903017042081804

避妊活性及び抗骨粗鬆症活性を有するステロイド化合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-039455
公開番号(公開出願番号):特開平10-273499
出願日: 1998年02月20日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 避妊活性及び抗骨粗鬆症活性を有する新規なステロイド化合物群の提供。【解決手段】 本発明は、式【化1】を有するステロイド化合物を提供し、この化合物は、5員環であるD環と16位及び17位の炭素原子を共有し、かつD環に対してα配置であるE環を含む。加えて、17位の炭素原子はCO結合を介して酸素原子含有基で置換される。
請求項(抜粋):
式【化1】〔式中【化2】は=O、-OH、=NOR、-ORまたは-OOCRであり、その際Rは1〜6個の炭素原子を有するアルキル基であり、R6はH、=CH2または-(CH2)mHであり、その際mは1または2であり、R7はH、C1〜C4アルキル、C2〜C5アルケニルまたはC2〜C5アルキニルであり、その際アルキル、アルケニルまたはアルキニル基はフッ素原子及び塩素原子の中から独立に選択された1〜3個のハロゲン原子で置換され得、R11はH、C1〜C4アルキル、C2〜C4アルケニル、C2〜C4アルキニルまたはC1〜C4アルキリデンであり、その際アルキル、アルケニル、アルキニルまたはアルキリデン基はフッ素原子及び塩素原子の中から独立に選択された1〜3個のハロゲン原子で置換され得、EはD環の炭素原子16及び17と共に4〜7員環を構成し、この環はD環に対してα配置であり、REで置換されており、かつ場合によっては1個または2個の環内二重結合を有し、REはH、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C6アルキリデン、C2〜C6スピロ環付加シクロアルキル、-OR、-SR、-OOCR、-NHR、-NRR、-NHCOR(前記式中Rは、またREが-NRRである場合は各Rが互いに独立に、炭素原子1〜6個のアルキルである)、-NCO、-(CH2)n-N3または-(CH2)n-CN(前記式中nは0〜5である)であり、その際アルキル、アルケニル、アルキニル、アルキリデンまたはシクロアルキル基は-OR、-SR、-OOCR、-NHR、-NRR、-NHCOR(前記式中Rは先に規定したとおりである)、フッ素原子及び塩素原子の中から独立に選択された1〜3個の置換基で置換され得、R17は-OH、-OCH2OR、-ORまたは-OOCRであり、その際Rは炭素原子1〜6個のアルキルである〕を有するステロイド化合物であって、D9(10)、D5(10)、D4(5)、D11(12)及びΔ14(15)の中から選択された1個以上の二重結合を任意に有し得、またはそのA環もしくはB環いずれかが芳香環であり得るステロイド化合物。
IPC (4件):
C07J 53/00 ,  A61K 31/56 ABJ ,  A61K 31/56 ACV ,  A61K 31/56 ACZ
FI (4件):
C07J 53/00 ,  A61K 31/56 ABJ ,  A61K 31/56 ACV ,  A61K 31/56 ACZ
引用文献:
審査官引用 (2件)

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