特許
J-GLOBAL ID:200903017044070451

画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 星野 則夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-123100
公開番号(公開出願番号):特開平10-301458
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 感光体表面に圧接して、その軸方向に揺動するゴム製のクリーニングブレードにより、トナー像転写後の残留トナーを感光体から除去すると共に、クリーニングブレードの長手方向各端部に発泡体より成るシール部材を圧接させた画像形成装置において、シール部材とクリーニングブレードの間に隙間ができることを防止する。【解決手段】 クリーニングブレード8の各端部に圧接した第1及び第2のシール部材27,27aを、クリーニングケース12の第1及び第2の側壁19,19aにそれぞれ圧接させる。
請求項(抜粋):
表面にトナー像が形成される像担持体と、そのトナー像を転写材に転写する転写装置と、トナー像の転写後に像担持体表面に残留付着する転写残トナーを除去して像担持体表面を清掃するクリーニング装置とを具備し、該クリーニング装置が、像担持体表面の移動方向に対してほぼ直交する向きに長く延び、かつその幅方向の先端エッジ部が像担持体表面に圧接して像担持体表面に付着する転写残トナーを掻き取る弾性体より成るクリーニングブレードと、該クリーニングブレードの幅方向基端側をその全長に亘って固定支持するブレードホルダと、該ブレードホルダを固定支持する支持部材と、前記クリーニングブレードの長手方向各端部にそれぞれ対向して位置する第1及び第2の側壁を有し、かつ前記支持部材がクリーニングブレードの長手方向に移動可能に支持されたクリーニングケースと、前記支持部材を、前記ブレードホルダ及びクリーニングブレードと共に、当該クリーニングブレードの長手方向に揺動させる駆動手段と、前記クリーニングブレードの長手方向各端部と前記クリーニングケースの第1及び第2の各側壁との間にそれぞれ配置され、かつクリーニングブレードの長手方向各端部にそれぞれ圧接していると共に、像担持体表面に圧接し、その基端面が前記支持部材に固定支持されている第1及び第2のシール部材とを有し、該第1及び第2のシール部材は、前記クリーニングブレードよりも弾性変形しやすい軟質な弾性体によって構成されている画像形成装置において、前記クリーニングブレードが、第1の側壁に最も近づいた第1の位置にあるとき、前記第1のシール部材が、これに圧接する第1の側壁の面から受ける反力によって圧縮変形する量をTa1、前記クリーニングブレードが第2の側壁に最も近づいた第2の位置にあるとき、前記第2のシール部材が、これに圧接する第2の側壁の面から受ける反力によって圧縮変形する量をTa2とし、クリーニングブレードがブレードホルダ及び支持部材と共に揺動するストロークをTcとしたとき、Ta1>Tcで、かつTa2>Tcを満たすようにその各値を設定したことを特徴とする画像形成装置。

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