特許
J-GLOBAL ID:200903017044415378

キレート樹脂を用いたウランと不純物の分離・回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾股 行雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-052689
公開番号(公開出願番号):特開平10-245640
出願日: 1997年03月07日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】ウラン鉱石の硫酸浸出液中に含まれるウランを不純物から選択的に分離回収できるとともに、不純物中の有価金属を選択的に分離回収することができる方法を提供する。【解決手段】ウランの他にモリブデン、ニッケルおよび砒素等の不純物を含有するウラン鉱石の硫酸浸出液を多孔性のメチレンホスホン酸型キレート樹脂と接触させて、ウランおよびモリブデンを選択的に吸着させる工程(a)と、ウランおよびモリブデンを吸着した前記メチレンホスホン酸型キレート樹脂から、酢酸ナトリウム水溶液を用いてモリブデンを溶離し、次いで炭酸ナトリウム水溶液を用いてウランを溶離する工程(b)とからなる。モリブデン溶離液はアミノメチルホスホン酸型キレート樹脂で処理することで微量ウランを吸着除去できる。ウランとモリブデンを除去した硫酸浸出液中のニッケルと砒素は、イミノ二酢酸型キレート樹脂で処理することで分離できる。
請求項(抜粋):
ウランの他にモリブデン、ニッケルおよび砒素等の不純物を含有するウラン鉱石の硫酸浸出液を多孔性のメチレンホスホン酸型キレート樹脂と接触させて、ウランおよびモリブデンを選択的に吸着させる工程(a)と、ウランおよびモリブデンを吸着した前記メチレンホスホン酸型キレート樹脂から、酢酸ナトリウム水溶液を用いてモリブデンを溶離し、次いで炭酸ナトリウム水溶液を用いてウランを溶離する工程(b)とからなることを特徴とするキレート樹脂を用いたウランと不純物の分離・回収方法。
IPC (3件):
C22B 60/02 ,  B01J 20/26 ,  C22B 3/42
FI (3件):
C22B 60/02 ,  B01J 20/26 F ,  C22B 3/00 M
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭62-123016
  • 特開昭56-133319
  • 特開昭55-028373
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