特許
J-GLOBAL ID:200903017045269251

リポタンパク質吸着体及びそれを用いたリポタンパク質吸着器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安富 康男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-096611
公開番号(公開出願番号):特開平11-047586
出願日: 1998年03月24日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 リポタンパク質を含む溶液から、LDLやVLDLを効率よく吸着除去しうる吸着体、及び、それを用いたリポタンパク質吸着器を提供する。【解決手段】 水不溶性担体の表面の少なくとも一部に、水-オクタノール系における分配係数Pの対数値(logP)が0〜3.2である芳香族原子団であってメタ位に置換基を有するものが、直接に若しくは一つの原子を介して窒素原子と結合する原子団、又は、カルボニル基を介して窒素原子と結合する芳香族環を含む原子団であってlogP値が0〜3.2である原子団からなるリガンドを有するリポタンパク質吸着体、及び、上記リポタンパク質吸着体を収納してなるリポタンパク質吸着器。
請求項(抜粋):
水不溶性担体の表面の少なくとも一部に、一般式【化1】(式中、R1 は、水素原子、メチル基又はエチル基を表す。φ1 は、直接に又は一つの原子を介して窒素原子と結合する芳香族環を含む原子団を表す。Xは、前記芳香族環のメタ位に結合する原子団を表す。φ1 Xは、Hφ1 Xとして表される化合物のlogP(Pは、水-オクタノール系における分配係数を表す)が0〜3.2である原子団を表す)で表される基、及び、一般式【化2】(式中、R2 は、水素原子、メチル基又はエチル基を表す。COは、カルボニル基を表す。φ2 は、前記カルボニル基を介して窒素原子と結合する芳香族環を含む原子団を表す。Yは、前記芳香環に結合する原子団を表す。Hφ2 Yはベンゼンを除く。COφ2 Yは、Yφ2 COOHとして表される化合物のlogP(Pは、水-オクタノール系における分配係数を表す)が0〜3.2である原子団を表す)で表される基からなる群より選択される少なくとも1種(ただし、p-ニトロ安息香酸は除く)を有してなることを特徴とするリポタンパク質吸着体。
IPC (4件):
B01J 20/24 ,  A61K 35/14 ,  B01D 15/08 ,  B01J 32/00
FI (4件):
B01J 20/24 B ,  A61K 35/14 Z ,  B01D 15/08 ,  B01J 32/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-208764
  • 特開昭62-082973
  • 特開平3-152455
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