特許
J-GLOBAL ID:200903017049996697
列車ダイヤ作成装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
半田 昌男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-296102
公開番号(公開出願番号):特開2007-106145
出願日: 2005年10月11日
公開日(公表日): 2007年04月26日
要約:
【課題】特急列車等の運行を取りやめることなく、列車全体に対して最適な復旧ダイヤを自動的に作成することができる列車ダイヤ作成装置を提供する。【解決手段】演算手段16cは、第一抽出手段16aによって抽出された追い越し可能な列車の組の集合の各要素について第二抽出手段16bによって抽出された追い越し可能な駅の集合の各要素毎に、追い越し駅を表すための整数変数を導入すると共に、復旧ダイヤの作成対象となる各列車について各駅における到着時刻及び発車時刻を実数変数として導入する。そして、演算手段16cは、整数変数及び実数変数に対して所定の複数の制約条件を課して、複数の制約条件の下で所定の評価指標が最大又は最小となるような整数変数及び実数変数を求めることにより、復旧ダイヤを決定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
列車ダイヤに乱れが生じた場合における列車の運行に適用される復旧ダイヤを作成する列車ダイヤ作成装置であって、
各列車について列車種別、停車駅、各駅への到着予定時刻、各駅からの発車予定時刻を含む列車情報と各駅について列車の追い越しが物理的に可能であるかどうかを示す情報を含む駅情報とを記憶する記憶手段と、
現在運行している各列車についての運行状況情報を受信する受信手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記列車情報及び前記駅情報と前記受信手段で受信した前記運行状況情報とに基づいて、復旧ダイヤの作成対象となる列車の中から時間的な追い越し可能条件に合致する列車の組を抽出する第一抽出手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記列車情報及び前記駅情報に基づいて、前記第一抽出手段によって抽出された列車の組の集合の各要素について、当該列車の組が共有する追い越し可能な駅を抽出する第二抽出手段と、
前記第二抽出手段によって抽出された追い越し可能な駅の集合の各要素毎に、追い越し駅を表すための整数変数を導入すると共に、復旧ダイヤの作成対象となる各列車について各駅における到着時刻及び発車時刻を実数変数として導入し、前記整数変数及び前記実数変数に対して所定の制約条件を課して、前記制約条件の下で所定の評価指標が最大又は最小となるような前記整数変数及び前記実数変数を求めることにより、前記第一抽出手段によって抽出された列車の各組について追い越し駅を決定する演算手段と、
を具備することを特徴とする列車ダイヤ作成装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (4件):
5H161AA01
, 5H161JJ02
, 5H161JJ23
, 5H161JJ32
引用特許:
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