特許
J-GLOBAL ID:200903017051896225

超電導磁石装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-020656
公開番号(公開出願番号):特開2004-235336
出願日: 2003年01月29日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
【課題】超電導磁石装置において、超電導磁石の電流リードの接続を、効率的に精度良くかつ安全に実施できるようにする。【解決手段】本発明の超電導磁石装置においては、励磁電源供給用の着脱式電流リードを構成する第1電流リード21と第2電流リード22との着脱動作が、圧電セラミックを用いた駆動機構30を介して自動的に行われる。このため、この着脱動作に伴う操作や保守に専門的な技能は不要であり取り扱いが容易となり、また、多数の超電導磁石を次々に励消磁するような場合でも人手が要らないため、効率的に運用することができる。また、圧電セラミックが磁界の影響を受け難いため、駆動機構を正確に動作させることができ、着脱毎に必要となるリード接触部21aと着脱部22aとの接触個所の所要接触圧力を正確に確保することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
真空容器内で冷却される超電導コイルと、 前記真空容器内に固定され、一端で前記超電導コイルに接続されると共に、他端にリード接触部を有する第1電流リードと、 前記真空容器に設けられた貫通孔を気密状態で貫通し、その一端で外部励磁電源につながるリード線に接続され、他端に前記リード接触部に対して着脱自在に配設される着脱部を有する第2電流リードと、 を備え、前記着脱部を前記リード接触部に接触させた状態で前記外部励磁電源から電流が供給されることにより、永久電流モードに移行し、その後、前記着脱部を前記リード接触部から離間させて該永久電流モードを保持する超電導磁石装置において、 前記真空容器に設置され、外部駆動電源からの印加電圧を受けて、前記着脱部を前記リード接触部に対して着脱方向に自動的に進退させるための非磁性の絶縁体からなる駆動機構を備えたことを特徴とする超電導磁石装置。
IPC (1件):
H01F6/00
FI (1件):
H01F7/22 J
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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