特許
J-GLOBAL ID:200903017054148769
時計枠およびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-132228
公開番号(公開出願番号):特開平6-342086
出願日: 1993年06月02日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【目的】 表面硬度および耐食性が高く、内部加工は容易で、高い生産性を以て低コストで製造し得る時計枠およびその製造方法を提供する。【構成】 Cr:14〜23%、Mo:14〜20%、W:0.2〜5%、Fe:0.2〜7%、Co:0.2〜2.5%、残部Niおよび不可避不純物からなる素材に溶体化処理を施し、時計枠原型20を成形した後、この時計枠原型20の表面部を、プレス面に微細な凹凸が形成されているプレス12で冷間鍛造する。さらに500〜600°Cで0.5時間以上加熱処理し、その表面から50μm以上の厚さを有する表面部21にNi-Mo系金属間化合物を析出させて、ロックウェル硬さCスケールで40以上に硬化させる一方、時計枠内部はロックウェル硬さCスケールで35未満とする。
請求項(抜粋):
Cr:14〜23%、Mo:14〜20%、W:0.2〜5%、Fe:0.2〜7%、Co:0.2〜2.5%、残部Niおよび不可避不純物からなる組成を有するNi合金からなる時計枠であって、その表面から50μm以上の厚さを有する表面部では、組織中にNi-Mo系金属間化合物が析出することにより、ロックウェル硬さCスケールで40以上の硬度を有する一方、時計枠の内部ではロックウェル硬さCスケールで35未満の硬度とされていることを特徴とする時計枠。
IPC (3件):
G04B 37/22
, C22C 19/05
, C22F 1/10
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