特許
J-GLOBAL ID:200903017057704786
搬送波抽出回路
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-259785
公開番号(公開出願番号):特開2003-069659
出願日: 2001年08月29日
公開日(公表日): 2003年03月07日
要約:
【要約】【課題】 周波数ずれ量が大きい搬送波を、欠落なく、位相が滑らかに連続するようにして、確実に抽出するようにする。【解決手段】 QPSK変調信号は4逓倍回路1で4逓倍され、さらに、BPF2を通って2値化回路3に供給され、2値化信号となる。ここで、BPF2は、4逓倍回路1の出力信号の周波数ずれした搬送周波数を通過させる通過帯域を有している。また、2値化回路3からの2値化信号は、入力QPSK変調信号のベクトルが0となり期間で欠落した期間を有し、かつこの欠落期間の前後で位相が180 ゚反転している。2値化回路3からの2値化信号は、4分周回路4で1/4倍に分周されることにより、上記欠落期間の前後での位相変化が1/4倍の45 ゚に小さくなり、この2値化信号が持つ搬送波の最大周波数ずれ量の通過帯域のBPF5を通過させることにより、上記欠落期間を補間する。
請求項(抜粋):
入力される被変調情報信号をn(但し、nは2以上の整数)逓倍するn逓倍回路と、該n逓倍回路の出力信号から該被変調情報信号のn逓倍されかつ周波数ずれした搬送波も含む搬送波を抽出する第1のフィルタと、該第1のフィルタで抽出された該搬送波を2値化する2値化回路とを備えた搬送波抽出回路において、該2値化回路で得られる2値化信号を1/n倍に分周するn分周回路と、該n分周回路の出力信号が供給され、該第1のフィルタのほぼ1/n倍の通過帯域を有する第2のフィルタととを設け、該第2のフィルタから該被変調情報信号の搬送波が周波数ずれしたままでかつ連続した波形で得られるように構成したことを特徴とする搬送波抽出回路。
Fターム (5件):
5K004AA01
, 5K004AA05
, 5K004BA02
, 5K004FA05
, 5K004FK04
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