特許
J-GLOBAL ID:200903017058047410

車両のスリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-017578
公開番号(公開出願番号):特開平5-213172
出願日: 1992年02月03日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】真空倍力装置11をブレーキ制御のためのブレーキ力の確保に利用するスリップ制御装置において、必要なブレーキ力が得られない状態でブレーキ制御の開始されることを防止する。【構成】非ブレーキ制御状態において、負圧情報源10の情報に基づいて上記真空倍力装置11の第1室34に上記ブレーキ制御に必要な負圧が保有されているか否かを判定し、当該必要負圧が保有されていないときに、上記ブレーキ制御の開始を禁止するようにする。
請求項(抜粋):
車両の加速時における駆動輪の路面に対するスリップ量が目標値となるように該駆動輪に付与するブレーキ力を制御するブレーキ制御手段を備えた車両のスリップ制御装置であって、負圧源と、上記負圧源の負圧が導入される第1室と、該第1室の負圧と大気とが切換えて導入される第2室と、上記第1室と第2室とを仕切るダイヤフラムとを備え、ブレーキペダルの踏込みにより上記第2室への導入を負圧から大気に切換え上記ダイヤフラムを介してブレーキペダルの踏力を助勢する真空倍力装置と、上記ブレーキ制御手段により制御されブレーキ制御時に上記第2室に大気を導入し、非ブレーキ制御時に上記第2室に上記第1室の負圧を導入する導入切換手段と上記第1室の負圧の大きさに関する情報を提供する負圧情報源と、非ブレーキ制御状態において上記負圧情報源の情報に基づいて上記第1室に上記ブレーキ制御に必要な負圧が保有されているか否かを判定し、当該必要負圧が保有されていないときに、上記ブレーキ制御手段の制御開始を禁止する制御開始規制手段とを備えていることを特徴とする車両のスリップ制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/44 ,  B60T 8/58

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