特許
J-GLOBAL ID:200903017067580902

交流アーク炉の過電流保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-015035
公開番号(公開出願番号):特開平6-229676
出願日: 1993年02月02日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】スクラップの山崩れ現象等が原因で過電流が流れた場合でも、不必要な電極の昇降を抑制して交流アーク炉の操業中断の防止を図るものである。【構成】電源装置の熱特性よりも内側の反限時保護特性を出力する関数発生器23を設置し、第1コンパレータ22が引上げ開始電流設定値を検出すれば関数発生器23を動作させ、確認タイマ24が所定時間を計時すればSRフリップフロップ28により電極5へ上昇指令を与えるが、電極電流が引上げキャンセル電流設定値以下に減少したことを第2コンパレータ26で検出すれば前記SRフリップフロップ28をリセットして電極上昇指令をキャンセルさせる。
請求項(抜粋):
炉内に金属を装入し、電源装置が供給する交流電圧をこの金属と電極との間に印加してアークを発生させると共に、この電極を昇降させてアーク電圧を調節して前記金属を溶解・加熱する交流アーク炉において、前記電源装置の熱特性に適合した反限時保護特性よりも内側に設定した反限時特性を発生する関数発生手段と、前記電極に流れる電流が別途に設定した電極上昇開始値を越えたことを検出すれば前記関数発生手段へ動作開始を指令する上昇開始電流検出手段と、前記関数発生手段の動作開始から一定時間の経過を計時する確認タイマと、この確認タイマの計時が終了すれば前記電極へ上昇指令を与える電極上昇指令発生手段と、前記電極電流が別途に設定した電極上昇キャンセル値以下になれば前記電極上昇指令発生手段へキャンセル信号を与える上昇キャンセル電流検出手段とを備えていることを特徴とする交流アーク炉の過電流保護装置。
IPC (3件):
F27B 3/08 ,  F27B 3/28 ,  F27D 11/08

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