特許
J-GLOBAL ID:200903017070192840

内燃エンジンの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-246886
公開番号(公開出願番号):特開平8-086215
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 排気バイパスバルブを作動させる機構の故障を検出するとともに、故障検出時に適切なフェールセーフ動作を行う。【構成】 O2センサ18の出力信号の反転周期TINVを計測し(S81)、反転周期TINVが所定周期T0より短くかつエンジンが始動状態にあるとき、又はTINV値がT0値より大きくかつエンジンが始動状態以外にあるとき、排気バイパスバルブ19又はその駆動系に故障があると判定する(S85)。故障検出時は、目標空燃比係数KCMDの補正が禁止される(図3、S25)。
請求項(抜粋):
内燃エンジンの排気通路中に配設された第1の触媒装置と、該第1の触媒装置の下流側の前記排気通路中に配設された第2の触媒装置と、前記第1の触媒装置をバイパスするバイパス通路と、前記エンジンからの排気ガスを前記第1の触媒装置側及びバイパス通路側のいずれか一方に切り換える排気バイパスバルブと、前記第1の触媒装置の下流側に配設された排気ガス濃度センサとを有する内燃エンジンの制御装置において、少なくとも前記エンジンが始動状態であるか否かを検出するエンジン運転状態検出手段と、前記エンジンが始動状態であることを検出したとき、前記排気バイパスバルブを排気ガスが前記第1の触媒装置側を通過する第1の作動状態とする一方、前記エンジンが始動状態でないことを検出したとき、前記排気バイパスバルブを排気ガスが前記バイパス通路側を通過する第2の作動状態とする排気バイパスバルブ作動手段と、前記エンジンが始動状態であることを検出し、かつ前記排気ガス濃度センサ出力のリーン側とリッチ側との反転周期が所定周期より短いとき、前記排気バイパスバルブ作動手段の故障と判定する第1の故障判定及び前記エンジンが始動状態でないことを検出し、かつ前記反転周期が前記所定周期より長いとき、前記排気バイパスバルブ作動手段の故障と判定する第2の故障判定の少なくとも一方の故障判定を行う故障判定手段とを設けたことを特徴とする内燃エンジンの制御装置。
IPC (2件):
F01N 3/20 ,  F02D 41/22 305

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