特許

J-GLOBAL ID：200903017075909344

電気湯沸かし器

発明者： 山根 博志 ,  権藤 隆 ,  疋田 裕策
出願人/特許権者： 象印マホービン株式会社
代理人 (1件)： 鎌田 文二 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-015589
公開番号（公開出願番号）：特開平9-206213
出願日： 1996年01月31日
公開日（公表日）： 1997年08月12日
要約：

【要約】【課題】 電気湯沸かし器において、蓋を急激に閉じた際に止水弁が弁孔を閉塞することにより湯が自然吐出される不都合を簡単な装置により防止することである。【解決手段】 湯沸かし器本体1の開口部2と対向した蓋3の一部にピン21の先端を出没自在に突出せしめ、上記ピン21に突出方向の付勢力を付与すると共に、該ピン21の後端部を蒸気排出通路17内の弁室13の弁孔15側方に臨ませ、前記本体1の開口部2に該ピン21の先端と当接してこれを後退させる当接面29を設け、後退したピン21の後端で上記弁孔15を閉塞している止水弁14を強制的に離して弁孔15を開放させ、内部圧力の上昇を防止するようにした。

請求項（抜粋）：

湯沸かし器の本体に開閉自在に取付けた蓋に該本体の内部に連通した蒸気排出通路を設け、該蒸気排出通路に設けた弁室に湯沸かし器転倒時に該弁室の弁孔を閉塞する止水弁を収納してなる電気湯沸かし器において、上記本体の開口部と対向した蓋の一部に弁孔閉塞防止用のピンの先端を出没自在に突出せしめ、上記ピンに突出方向の付勢力を付与すると共に、該ピンの後端を上記弁室の弁孔側方に臨ませ、上記本体の開口部に上記ピンの先端と当接して該ピンを後退させる当接面を設けたことを特徴とする電気湯沸かし器。