特許
J-GLOBAL ID:200903017083481884
一定の偏光方向を有する垂直共振型面発光レーザー
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
上野 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-288449
公開番号(公開出願番号):特開平9-172218
出願日: 1996年10月30日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】VCSELを用いたレーザープリンタにおいて、VCSELによって生成される光の偏光方向のランダムな変化のために印刷される線の幅には走査線上で線の位置による変動がある。その結果プリンタの印刷品質が低下する。本発明の目的は一定の偏光方向を有する垂直共振型面発光レーザーを提供することである。【解決手段】本発明の垂直共振型面発光レーザーは、導電性ミラー領域に挟まれた平面状の光生成領域、電極、発光ポートおよびコア領域を有し、発光ポートおよびコア領域は光生成領域に平行な面内に直交する方向で、第1の寸法および第2の寸法を有する。第1の寸法を第2の寸法より大きくすることにより、光の偏光方向が第1の寸法の方向に固定される。
請求項(抜粋):
一定の偏光方向を有する光を生成する垂直共振型面発光レーザーであって、第1の導電性ミラー領域と第2の導電性ミラー領域に挟まれた平面状の光生成領域を有し、前記第1の導電性ミラー領域は前記第2の導電性ミラー領域とは逆の導電型のものであり、前記第1の導電性ミラー領域は、前記光生成領域にほぼ平行な遠隔面と、前記遠隔面に形成された、ある軸をなす方向に光が発せられる発光ポートを有する電極と、前記軸を取り囲み、前記遠隔面から前記発光領域に向かって伸張して前記第1の導電性ミラー領域内にコア領域を形成する低導電性領域を有し、前記発光ポートおよび前記コア領域の少なくとも一方は前記光生成領域に平行な面内に直交する方向の第1の寸法および第2の寸法を有し、前記第1の寸法は前記第2の寸法より大きく、前記光の偏光方向が前記第1の寸法の方向に設定されることを特徴とする垂直共振型面発光レーザー。
引用特許: