特許
J-GLOBAL ID:200903017089129376

高濃度ダイオキシン類を含む廃棄物の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 千春 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-080966
公開番号(公開出願番号):特開2000-274622
出願日: 1999年03月25日
公開日(公表日): 2000年10月03日
要約:
【要約】【課題】 高濃度のダイオキシン類を含む各種の廃棄物を、連続的に一の焼却設備によって処理することができ、かつ当該焼却設備において発生した排ガス中に含まれるダイオキシン類およびこれを含む飛灰を排ガスから除去して無害化処理することができる高濃度ダイオキシン類を含む廃棄物の処理方法を提供する。【解決手段】 高濃度ダイオキシン類を含む廃棄物を、燃料および酸素含有気体によって1200°C以上の雰囲気下において燃焼させる焼却設備に投入して溶融スラグ化する溶融工程と、焼却設備で発生したダイオキシン類を含む排ガスを、pHが2.0〜6.0の範囲に保持された塩酸酸性吸収液と気液接触させて洗煙することにより、飛灰を吸収液中に移行させるとともに当該飛灰を安定化させる洗煙工程と、この洗煙工程で得られた安定化飛灰を含む吸収液を、反応触媒を溶解状態で含み、かつpHが2.0〜6.0の範囲であって100°Cより低い温度条件下に保持して、飛灰中のダイオキシン類を分解無害化させるダイオキシン類分解工程とを有する。
請求項(抜粋):
高濃度ダイオキシン類を含む廃棄物を、燃料および酸素含有気体によって1200°C以上の雰囲気下において燃焼させる焼却設備に投入して溶融スラグ化する溶融工程と、上記焼却設備で発生したダイオキシン類を含む排ガスを、pHが2.0〜6.0の範囲に保持された塩酸酸性吸収液と気液接触させて洗煙することにより、上記飛灰を上記吸収液中に移行させるとともに、上記飛灰中に含まれる重金属類を上記吸収液で抽出して当該飛灰を安定化させる洗煙工程と、この洗煙工程で得られた安定化飛灰を含む上記吸収液を、反応触媒を溶解状態で含み、かつpHが2.0〜6.0の範囲であって100°Cより低い温度条件下に保持して、上記飛灰中の上記ダイオキシン類を分解無害化させるダイオキシン類分解工程とを有することを特徴とする高濃度ダイオキシン類を含む廃棄物の処理方法。
IPC (7件):
F23G 5/00 115 ,  F23G 5/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  F23G 5/44 ZAB ,  F23J 1/00 ,  F23J 15/04 ,  F23J 15/00
FI (7件):
F23G 5/00 115 Z ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/44 ZAB Z ,  F23J 1/00 A ,  B09B 3/00 303 J ,  F23J 15/00 E ,  F23J 15/00 Z
Fターム (43件):
3K061AA09 ,  3K061AB03 ,  3K061AC00 ,  3K061BA05 ,  3K061BA08 ,  3K061BA09 ,  3K061CA01 ,  3K061DA13 ,  3K061DA18 ,  3K061DB12 ,  3K061NA02 ,  3K065AA09 ,  3K065AB03 ,  3K065AC00 ,  3K065BA05 ,  3K070DA04 ,  3K070DA07 ,  3K070DA15 ,  3K070DA24 ,  3K070DA27 ,  3K070DA37 ,  3K070DA45 ,  3K070DA52 ,  3K070DA83 ,  4D004AA46 ,  4D004AB03 ,  4D004AB07 ,  4D004CA13 ,  4D004CA29 ,  4D004CA35 ,  4D004CA36 ,  4D004CA40 ,  4D004CB50 ,  4D004CC02 ,  4D004CC05 ,  4D004CC09 ,  4D004CC11 ,  4D004CC15 ,  4D004DA02 ,  4D004DA03 ,  4D004DA06 ,  4D004DA08 ,  4D004DA20

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