特許
J-GLOBAL ID:200903017091626166

杭の打込方法、および、杭の打込装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-007501
公開番号(公開出願番号):特開平10-204879
出願日: 1997年01月20日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 硬軟各種の地層からなる地盤の中へ、振動公害や騒音公害の発生を最少ならしめるように抑制しつつ、可能な範囲内で能率良く杭を打ち込む技術を提供する。【解決手段】 先ず、油圧シリンダ2を伸長させて杭13に静的押圧力を加えて地中に圧入する。杭の沈下量は、貫入センサとして機能する流量計19によって検知され、自動制御機構27に入力される。上記の沈下量がゼロになると、静的押圧力では貫入されない硬質の地層に到達したものと判断した自動制御機構27は電磁弁6を開閉作動させて油撃を発生させ、該油撃を油圧シリンダ2に付加して杭の貫入を助勢する。油撃を付加しても杭の沈下がゼロになれば、操作弁20を作動させて起振機25に圧力油を送給し、振動杭打工法を施工する。振動杭打をしているとき、動力計24の検出値が低下すると振動の付与を停止する。
請求項(抜粋):
杭の貫入に対する抵抗が均一でない地盤の中へ杭を貫入させる方法において、液圧シリンダによって前記の杭に長さ方向の静的な押圧力を加えて地盤内へ圧入し、液圧シリンダの押圧力よりも貫入抵抗が大きくて、地盤内への杭の沈下が停止すると、液圧シリンダの圧力室に液圧衝撃を加えて杭の圧入を助勢し、断続的に複数回の液圧衝撃を加え、もしくは繰り返して複数回の液圧衝撃を加えても杭が沈下しない場合には、該杭に振動を与えて貫入を助勢し、振動を与えなくても貫入し得るようになれば振動の付与を停止して液圧シリンダによって圧入し、杭の貫入に対する抵抗の変化に応じて、液圧シリンダによる杭の圧入作業に必要最小限の液圧衝撃を付加するとともに、必要最小限の振動を付与して連続的に杭を地盤中に貫入せしめることを特徴とする杭の打込方法。
IPC (3件):
E02D 7/00 ,  E02D 7/18 ,  E02D 7/20
FI (3件):
E02D 7/00 A ,  E02D 7/18 ,  E02D 7/20
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭54-093804
  • 特開昭54-095018
  • 特開昭54-141004
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