特許
J-GLOBAL ID:200903017091756825

試料の化学分析用信号処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 宣行
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-507417
公開番号(公開出願番号):特表平9-507579
出願日: 1995年08月03日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】第1および第2の入力信号を発生して前記入力信号を試料へ指向することにより前記試料の分析内容を決定する方法ならびにその装置である。両入力信号の波長は、少くとも3ナノメートル異なる。入力信号と試料との相互作用により、第1および第2の出力信号が発生される。それぞれの出力信号は、ピーク波長がそれぞれの入力信号の波長に実質的に依存しない共鳴信号と、ピーク波長がそれぞれの入力信号の波長に依存する非共鳴信号とを含む。検出器を用いて2つの出力信号を検出し、非共鳴出力信号から共鳴出力信号を識別することにより前記試料の分析内容に関するデータを決定する。共鳴および非共鳴信号の識別の目的で主成分回帰分析または多変量定量解析を出力信号に適用することができる。本発明の方法ならびに装置は共鳴出力信号同士、また非共鳴出力信号同士の識別も行なえる。
請求項(抜粋):
試料の分析内容を決定する装置であって、 (a)第1の波長を有する第1の入力信号と、前記第1の波長に対し少くとも約3ナノメートル異なる第2の波長を有する第2の入力信号とを発生する信号発生器と、 (b)前記入力信号と前記分析物との間の相互作用による第1および第2の出力信号を発生させるべく前記第1と第2の入力信号を分析物を含む試料に指向する手段であって、前記第1の出力信号は、(i)ピーク波長が前記第1の入力信号の波長とは実質的に独立している第1の共鳴出力信号と、(ii)ピーク波長が前記第1の入力信号の波長に依存する第1の非共鳴出力信号とを含み、また、前記第2の出力信号は、(i)ピーク波長が前記第2の入力信号の波長とは実質的に独立している第2の共鳴出力信号と、(ii)ピーク波長が前記第2の入力信号の波長に依存する第2の非共鳴出力信号とを含む、指向手段と、 (c)前記第1および第2の出力信号を検出する検出器と、 (d)前記試料の分析内容に関するデータを得るべく前記共鳴出力信号を前記非共鳴出力信号と識別する手段とを含む、試料の分析内容決定装置。
IPC (2件):
G01N 21/64 ,  G01N 21/65
FI (2件):
G01N 21/64 Z ,  G01N 21/65

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