特許
J-GLOBAL ID:200903017093800660

画像符号化における動ベクトル検出方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 公三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-181897
公開番号(公開出願番号):特開平8-032967
出願日: 1994年07月11日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 フレーム/フィールド適応動き補償予測画像符号化において、動ベクトルの探索処理量を減少する。【構成】 インタレース動画像の現画像18と、参照画像12を記憶した画像メモリ20からの画像信号21〜25を4個のフィールド動ベクトル検出器FIVD1〜4とフレーム動ベクトル検出器FRVD1に受けて、動ベクトル41〜45を得て動ベクトルメモリ14に記憶し、動ベクトル選択・伸縮器15で必要に応じて選択し、伸縮してその候補情報17をFIVD1〜4とFRVD1に供給し、動ベクトル情報41〜45を得て、フィールドブロック読出器FIBR1〜4とフレームブロック読出器FRBR1で情報41〜45に従って画像信号31〜35をメモリ20から読み出し、スイッチ61,62と予測信号出力器70で予測信号13を出力する。【効果】 すでに検出した動ベクトルを用いて動ベクトルを検出するために、処理量が減少した。
請求項(抜粋):
インタレース動画像の現画像(18)と参照画像(21〜25)とを受けて、複数種類のフィールド動ベクトル(41〜44)と1つのフレーム動ベクトル(45)とを検出する画像符号化における動ベクトル検出方法において、前記複数種類のフィールド動ベクトル(41〜44)と前記1つのフレーム動ベクトル(45)のうちのすくなくとも1つの動ベクトルがすでに検出されているときには(14)、前記すでに検出されている動ベクトルの指すブロックおよびその近傍の所定のブロックを指す動ベクトルを選択し(15)、前記選択された動ベクトルを前記現画像(18)と前記参照画像(21〜25)との間の時間方向の距離を計算して伸縮処理し候補動ベクトル(17)とし(15)、前記複数種類のフィールド動ベクトル(41〜44)と前記1つのフレーム動ベクトル(45)のうちのすくなくとも1つの動ベクトルを検出するときには、前記候補動ベクトル(17)の指す点の画素だけの相関度を計算し、前記候補動ベクトル(17)のうち前記相関度が最大となる点を指した前記候補動ベクトルを検出されるべき動ベクトル(41〜45)とする画像符号化における動ベクトル検出方法。

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