特許
J-GLOBAL ID:200903017094020870

芳香族コポリアミド繊維の機械的特性をアルカリ媒体中での貯蔵時に保持又は増大させる方法及び該繊維を含む造形品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-002062
公開番号(公開出願番号):特開平6-280115
出願日: 1994年01月13日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 アルカリ性媒体中にて芳香族コポリアミド繊維の機械的特性を保持又は改良するための方法、及びこのような繊維を含有した造形品を提供する。【構成】 主としてパラ-モノマーから構成されていて、有機非プロトン性溶媒と有機極性溶媒に溶解する芳香族コポリアミドの繊維の引張強さを、アルカリ性媒体中での貯蔵時において保持または増大させる方法。該方法は、(a) 前記の芳香族コポリアミドから、それ自体公知の乾式又は湿式紡糸法によって繊維を製造する工程;(b) こうして得られた繊維を、それ自体公知の方法にて後処理する工程;及び(c) 前記繊維を、少なくとも10のpH値を有する水性環境中に少なくともある時間にわたって、前記繊維の引張強さが、工程(c)において使用される繊維の引張強さを基準として少なくとも保持されるかまたは増大するような温度にて貯蔵する工程;を含んで成る。
請求項(抜粋):
主としてパラモノマーから構成されていて、有機非プロトン性極性溶媒に溶解する芳香族コポリアミド繊維の引張強さを、アルカリ性媒体中での貯蔵時に保持又は増大させる方法であって、(a) それ自体公知の乾式紡糸法又は湿式紡糸法によって前記芳香族コポリアミドから繊維を製造する工程;(b) こうして得られた繊維をそれ自体公知の方法にて後処理する工程;及び(c) 少なくとも10のpHを有する水性環境において、少なくともある時間にわたって、そして工程(c)において使用される繊維の引張強さを基準として、前記繊維の引張強さが少なくとも保持又は増大されるような温度にて前記繊維を貯蔵する工程;を含んで成る前記方法。
IPC (3件):
D01F 6/80 331 ,  C04B 16/06 ,  D01F 6/60 371

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