特許
J-GLOBAL ID:200903017095437872

トリポード型等速ジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-295469
公開番号(公開出願番号):特開平10-141383
出願日: 1996年11月07日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】2重のローラで構成されるトリポード型等速ジョイントにおいて、外側ローラの外周面及び案内溝のトラック面を楕円球面状にしたものでは接触応力が集中して大きくなるという問題があった。【解決手段】外側ローラ6の外周面6a,6b及び案内溝のトラック面2a,2bをジョイント中心から遠い側を近い側よりも大きく形成するとともに、案内溝2のジョイント中心から遠い側に外側ローラ6の傾きを規制するガイド面2cを設けた。
請求項(抜粋):
内周に軸方向に3本の案内溝を有するアウタ部材と、前記アウタ部材の内側に同軸的に配置され且つ前記案内溝内に突出するように設けられた3本のトラニオンを有するインナ部材と、前記各トラニオンに回転自在に設けられた内側ローラと、前記内側ローラに外嵌され且つ前記案内溝内を転動する外側ローラとから構成されるトリポード型等速ジョイントにおいて、前記外側ローラの外周面及び前記案内溝のトラック面を2つの面で構成し、これら2つの面のジョイント中心から遠い側を近い側よりも大きく形成するとともに、前記トラック面のジョイント中心から遠い側に隣接して前記外側ローラの傾きを規制するためのガイド面を形成したことを特徴とするトリポード型等速ジョイント。

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