特許
J-GLOBAL ID:200903017097463137

オートフォーカス一眼レフカメラのバックフォーカス駆動機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-169044
公開番号(公開出願番号):特開平8-015752
出願日: 1994年06月28日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 高トルク、低速度回転と静止時の保持トルクの大きい超音波モータを用い、連動部材に歯車を用いることなく超音波モータの駆動軸からカメラ本体可動ブロックまで遊びが発生することのない直線駆動変換構造を採用することにより高速で精度の良いオートフォーカス一眼レフカメラのバックフォーカス駆動機構を提供する。【構成】 カメラ本体固定ブロック側にガイド棒42および40を設け、可動ブロック側に固定された承け部43,54がガイド棒42に摺動可能に挿通されている。一端がバネ45に接続されたワイヤ51がロ-ラ52,53を経由して超音波モ-タ49の軸47に巻き付けられ他端が固定ピン48に固定されている。バネ45により張力が与えられているので、駆動機構に遊びがなく、低速でトルクの大きい超音波モ-タ49の回転力が直線方向に変換され、可動ブロックを光軸に対し平行に移動させ合焦点にもたらす。
請求項(抜粋):
少なくとも撮影レンズ用のレンズマウントを含むカメラ本体固定ブロックと、少なくともフィルム開口部を含むカメラ本体可動ブロックと、前記カメラ本体固定ブロックと可動ブロックとの間を、その距離を調整可能に結合する固定可動ブロック間連結部と、AF情報に基づき前記カメラ本体固定ブロックのレンズマウントと可動ブロックの開口部の距離を調整するAF駆動機構とから構成され、前記撮影レンズのフランジバックを調整することにより合焦を行うオートフォーカス一眼レフカメラにおいて、前記AF駆動機構の駆動源として静止時、ロータがステータと摩擦で保持され、外力に対して大きな保持トルクを有する超音波モータを用い、前記超音波モータの駆動軸の回転を直進移動変換する機構の一部に、少なくとも前記駆動軸の回転を伝達する部材を、付勢力によって前記駆動軸に圧接せしめる機構を設けることにより、前記駆動軸の回転に対する直進の遊びを排除して前記カメラ本体可動ブロックを光軸に対し平行に移動可能に構成したことを特徴とするオートフォーカス一眼レフカメラのバックフォーカス駆動機構。
IPC (4件):
G03B 13/36 ,  G02B 7/08 ,  G02B 7/28 ,  G03B 17/00
FI (2件):
G03B 3/00 A ,  G02B 7/11 N
引用特許:
審査官引用 (4件)
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