特許

J-GLOBAL ID：200903017098367352

連結領域の濃度ヒストグラム算出方法及び連結領域の濃度ヒストグラム算出回路

発明者： 太田 善之
出願人/特許権者： 富士通株式会社
代理人 (1件)： 山谷 晧榮 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-274741
公開番号（公開出願番号）：特開平5-089241
出願日： 1991年09月26日
公開日（公表日）： 1993年04月09日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、連結領域の濃度ヒストグラム算出方法および連結領域の濃度ヒストグラム算出回路に関し、濃度ヒストグラムの算出処理を高速化すると共に、ビデオレートでの処理をも可能にすることを目的とする。【構成】 入力画像は、濃度変換部3で二値画像に変換した後、暫定ラベル付け部4に入力し、各画素に暫定的にラベルを付けていき、暫定ラベル濃度ヒストグラム算出部11で、暫定ラベル毎に濃度ヒストグラムを累積加算する。接続関係整理部7では、重複を除去して接続関係を整理すると共に、クラスタリング部9では互いに接続し合っている暫定ラベルに同一の更新ラベルを付与し、〔暫定ラベル、更新ラベル〕のペアを出力する。更新ラベル濃度ヒストグラム算出部12では、前記のペアにより、暫定ラベル濃度ヒストグラム算出部11の算出結果から、更新ラベル毎に濃度ヒストグラムを算出する。

請求項（抜粋）：

ビデオ信号を、パイプライン状に接続した処理モジュール群に送り込み、ある遅延時間後、連続して出力が得られるようにしたパイプライン方式の画像処理装置における連結領域の濃度ヒストグラム算出方法であって、前記ビデオ信号の各画素に対して、順次暫定ラベルを付与すると同時に、暫定ラベル毎に、その領域の濃度ヒストグラムを算出した後、暫定ラベル同士の接続関係から、画像中の複数の連結領域に、一意にラベルを付与するクラスタリング処理と同時に、クラスタリング処理の途中結果である、〔暫定ラベル、更新ラベル〕のペアによって、同一領域に統合される暫定ラベルに対する濃度ヒストグラム値から、該連結領域の濃度ヒストグラムの累積値を算出することにより、各連結領域のラベル付けと、領域毎の濃度ヒストグラム値の算出処理とを同時に行うことを特徴とした連結領域の濃度ヒストグラム算出方法。

IPC (4件)：

G06F 15/70 325 ,  G06F 15/62 380 ,  G06F 15/66 ,  G06F 15/70 330