特許
J-GLOBAL ID:200903017102210927

全自動洗濯機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-285898
公開番号(公開出願番号):特開平5-115667
出願日: 1991年10月31日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】 洗濯物の条件、排水条件がどうであっても常に同じ状態で脱水を行うことを目的とする。【構成】 中央底部にパルセータを回転自在に配設した洗濯兼脱水槽を内包した水槽を防振装置を有する吊り棒で支持する。洗濯行程において洗濯兼脱水槽内の洗濯水の透過度を検知し、使用する洗剤の種類を判定する。脱水行程においてモータをオンにして水槽などの振動共振点より低い回転数V1に達した後、所定時間tiだけモータをオフにして再びモータをオンし、これをm回繰り返す。つぎにモータをオンにして回転数を振動共振点より高い回転数で回転させ、回転数V2に達した後所定時間tjだけモータをオフにして再びモータをオンにし、これをn回繰り返した後、モータを連続的にオンにして脱水を行う。繰り返し回数を使用する洗剤の種類によって変え、洗剤に関係なく常に同じ脱水状態が得られる。
請求項(抜粋):
中央底部にパルセータを回転自在に配設した洗濯兼脱水槽を内包した水槽と、防振装置を有し前記水槽などを支持する吊り棒と、マイクロコンピュータよりなる信号制御手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動し脱水動作を行うモータと、モータ回転数を検知する回転検知手段と、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯水の透過度を検知する透過度検知手段とを備え、前記信号制御手段は、脱水行程において前記モータをオンにして前記水槽などの振動共振点より低い回転数V1に達した後、所定時間tiだけモータをオフにして再びモータをオンし、これをm回繰り返した後、前記モータをオンにして回転数を前記振動共振点より高い回転数で回転させ、回転数V2に達した後所定時間tjだけモータをオフにして再びモータをオンにし、これをn回繰り返した後モータを連続的にオンにして脱水を行うようにし、洗濯行程における前記透過度検知手段の出力により前記繰り返し回数mまたはnを変えるようにした全自動洗濯機。

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