特許

J-GLOBAL ID：200903017103306944

外力検出装置

発明者： 杉谷 伸芳
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 明石 昌毅
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-028449
公開番号（公開出願番号）：特開平10-213497
出願日： 1997年01月28日
公開日（公表日）： 1998年08月11日
要約：

【要約】【課題】 軸部材の磁歪材の部分に大きさが同一で逆向きの磁束を発生させて磁歪材のインダクタンスを低くすることにより、外力を高精度に検出する。【解決手段】 長手方向を有し少なくとも外周部が磁歪材14にて形成され外力を受ける軸部材10と、軸部材に長手方向に沿って大きさが同一で逆向きの磁束を発生させる一対のコイル16A及び16Bと、軸部材に長手方向に磁界を与える磁界付与コイル18と、一対のコイルに流れる電流を検出し軸部材に作用する外力を演算する制御装置20とを有する。軸部材に同一の大きさにて逆向きに発生される磁束は互いに打ち消し合うので、インダクタンスを低くして一対のコイルに印加される電圧の周波数を高くし、外力の作用に起因するインダクタンスの変化による一対のコイルに流れる電流の変化の頻度を高くすることができる。

請求項（抜粋）：

長手方向を有し少なくとも外周部が磁歪材にて形成され外力を受ける軸部材と、前記軸部材に前記長手方向に沿って大きさが同一で逆向きの磁束を発生させる一対のコイルと、前記軸部材に磁界を与える磁界付与手段と、前記一対のコイルに流れる電流を検出する検出手段とを有する外力検出装置。