特許
J-GLOBAL ID:200903017104161117

防錆水の水質遠隔監視制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-207258
公開番号(公開出願番号):特開平7-041967
出願日: 1993年07月28日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 複数のマンション等に設置した防錆水生成装置のpH値、水酸化カルシウム水溶液の注入量、炭酸ガスの残量を遠隔地から監視し、制御する。保守稼動を大幅に軽減でき、防錆水の異常に迅速に対処できる。【構成】 防錆水生成装置1の受水槽3には上流側給水管2から水道水を供給し、水酸化カルシウム溶解器6から水酸化カルシウム水溶液を注入することにより防錆水を生成する。水質監視制御装置14は防錆水のpH値を検出するpH計、水酸化カルシウム水溶液の注入量を計量する水溶液流量計19及び制御部22を有する。制御部22は供給水流量センサー15の起動信号により給水弁7、炭酸ガス開放弁12に開弁信号を出力し、炭酸ガス溶解ポンプ13に駆動信号を出力する。データロガー27はモデム33、電話回線33、モデムを介してコンピュータと接続してある。
請求項(抜粋):
給水管の途中に設けられた受水槽を有し、該受水槽内に水酸化カルシウム水溶液を注入して防錆水を生成する防錆水生成装置と、該防錆水生成装置により生成される防錆水の水質を監視し制御するための水質監視制御装置と、該水質監視制御装置との間で監視信号及び制御信号を入出力するデータロガーと、該データロガーとモデム及び通信回線を介して接続された遠隔監視制御装置とから構成し、前記水質監視制御装置は前記受水槽内のpH値を検出するpH計と、前記水酸化カルシウム水溶液の注入量を計量する流量計と、前記受水槽内に供給される水量に応じて前記水酸化カルシウム水溶液の注入を制御する制御弁を開閉操作するための制御部とを備えており、前記遠隔監視制御装置はpH値及び水酸化カルシウム水溶液の積算流量値のいずれかが限界にあるときに警報を表示すると共に、前記制御部に閉弁指令信号を出力するように構成してなる防錆水の水質遠隔監視制御装置。
IPC (2件):
C23F 11/18 ,  C02F 1/00

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