特許
J-GLOBAL ID:200903017111912187
耐摩耗性のUV硬化性ハードコート組成物
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-076050
公開番号(公開出願番号):特開平6-041468
出願日: 1993年04月02日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 溶剤のストリッピング工程を含まず、UV硬化後耐摩耗性のコーティングを与えるUV硬化性ハードコート組成物の製法。【構成】 本発明のUV硬化性ハードコート組成物の製造法では、ストリッピングのないプロセスを使用し、ケガキ式テープ引き剥がし接着力が良好で、引っ掻きに対する抵抗性が高く、しかも500gの荷重で500サイクル摩耗させた後のΔテーバー曇りが低いハードコートが生成する。また、固形分が多くて光開始剤のモル割合が大きいUV硬化性ハードコート組成物も得られる。水混和性アルコールとしてメトキシプロパノールを含み、光開始剤としてメチルベンゾイルホルメートを含有する組成物は、高いテーバー硬さを示し、時間とエネルギーを浪費する溶剤ストリッピング工程を必要としないプロセスによって製造することができる。本発明の方法は、溶剤ストリッピング工程を有する方法と比較して、時間がかからないだけでなく安全性が高い。
請求項(抜粋):
(1)水混和性アルコール、コロイドシリカおよび式【化1】[式中、RはC(1-13)の一価の有機基であり、R1 はC(1-8) のアルキル基であり、R2 は水素、Rおよびそれらの混合物の中から選択され、R3 はC(1-8) のアルキレン基であり、aは0〜2に等しい整数であり、bは1〜3に等しい整数であり、a+bの和は1〜3に等しい]のシリルアクリレートからなる混合物を攪拌する工程、(2)(1)で得られた混合物に、式【化2】[式中、R2 は前記定義の通りであり、R4 は多価の有機基であり、nは2〜6の整数である]のアクリルモノマーを添加する工程、および(3)(2)で得られた混合物にUV光開始剤を添加する工程を含む、溶剤のストリッピング工程を実質的に含まない、UV硬化性ハードコート組成物の製造方法。
IPC (4件):
C09D 4/02 PEA
, C08F220/20 MMV
, C08F230/08 MNU
, C09D 5/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平2-269777
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特開平3-275769
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特開昭61-181809
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