特許
J-GLOBAL ID:200903017113025250

住宅解析診断システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 賢三 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-123855
公開番号(公開出願番号):特開2002-317560
出願日: 2001年04月23日
公開日(公表日): 2002年10月31日
要約:
【要約】【課題】 住宅設備等を自動的に診断し、その診断内容を記録或いは表示することにより具体的に診断して把握できるシステムがなかった。【解決手段】 住宅解析診断システムであって、診断対象物設定手段20と、診断項目設定手段30と、データベース設定手段40と、診断形式設定手段50と、診断基礎測定手段60と、セーブ保全手段70と、診断レベル出力手段80と、診断結果出力手段90と、これらの手段を総括して制御する統括制御手段10と、を備え住宅設備等を診断して得た測定データを予め定めた基準により解析して複数の段階に分類し、その分類した内容を所定の様式に整理して出力できるようにした。
請求項(抜粋):
住宅設備等を診断して得た測定データを予め定めた基準により解析して複数の段階に分類し、その分類した内容を所定の様式に整理して出力する住宅解析診断システムであって;上記診断の対象となる診断対象物を設定する診断対象物設定手段20と;該診断対象物ごとの診断項目を設定する診断項目設定手段30と;該診断項目に必要なデータベースとして、住宅設備等の建つ敷地に最も近いエリアで実測して得る気象データと、診断を行う該住宅設備等に出向き実測して得る調査データと、外気温度・外気湿度など独自の計測データと、を所定の形式で設定するデータベース設定手段40と;このデータベース設定手段40により設定された複数のデータのうち、一つのデータのみで判断する単独診断とするか又は2以上のデータを組合せて判断する組合せ診断とするかのいずれかの診断判定形式を設定し、この設定に基づき所定の演算処置をする診断形式設定手段50と;この診断形式設定手段50からいずれかの診断判定形式を受領すると、上記診断対象物となっている積層構造体の表面における放射温度分布を画像データ状に形成し、該積層構造体に発生する熱流変化のうち、高温側と低温側に当たる両側面近傍における外気温度と相対湿度とを所定の時間間隔で時系列に測定するとともに、上記表面の裏側から層間を構成している吸湿性建築材料の含水率を測定する診断基礎測定手段60と;この診断基礎測定手段60による測定がなされているとき、前記積層構造体の表面を強い気流が通過し、該表面に温度変化が生じたとき、その測定結果を保証するためのセーブ保全手段70と;上記診断基礎測定手段60で得られた測定データと、上記診断判定形式毎に定められた演算処理の結果得られたデータとを解析して、予め決められた複数の診断レベルの中から、該当する診断レベルを選択して出力する診断レベル出力手段80と;この診断レベル出力手段80から出力された診断レベルに基づき所定形式の診断判定書を出力すると共に、それを表示あるいは記録として出力できる診断結果出力手段90と;これらの手段20〜90を総括して制御すると共に、上記手段20,30,40,50,60,70,80,90相互間における制御が予め決めた手順でなされているか否かを常時、確認して照合する統括制御手段10と;を備えたことを特徴とする住宅解析診断システム。
IPC (2件):
E04G 23/00 ESW ,  G06F 17/60 138
FI (2件):
E04G 23/00 ESW ,  G06F 17/60 138
Fターム (2件):
2E176AA09 ,  2E176BB38
引用特許:
審査官引用 (4件)
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