特許
J-GLOBAL ID:200903017121446176

液晶表示素子およびそれに用いる位相差フィルムの使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三原 秀子
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2002010324
公開番号(公開出願番号):WO2003-032060
出願日: 2002年10月03日
公開日(公表日): 2003年04月17日
要約:
本発明は、位相差が短波長ほど小さくなる位相差フィルムAと、位相差が短波長ほど大きくなる位相差フィルムCとを組み合わせて用いることにより、広帯域全体にわたって光漏れが減り、黒の表示が鮮明でほぼ無彩色となるVAモードの液晶表示素子を提供することができるものである。したがって、画質に優れ、高品質の液晶表示装置を提供することができる。
請求項(抜粋):
一対の基板間に、液晶分子の長軸が電圧無印加時において該基板面に対して略垂直な方向に配向した液晶が挟持されてなる液晶セルと、該液晶セルを挟み込むように配置されかつ偏光軸が互いに直交する第1及び第2の偏光フィルムと、該液晶セルと該第1及び第2の偏光フィルムとの間に少なくとも合計2枚の位相差フィルム(A,C)とを具備する液晶表示素子において、 位相差フィルムAは、下記式(1)及び/又は(2) R(λ1)/R(λ2)<1 (1) K(λ1)/K(λ2)<1 (2) ここで、上記式(1)、(2)において、R(λ1)およびR(λ2)はそれぞれ波長λ1、λ2における位相差フィルムの面内位相差であり、K(λ1)およびK(λ2)はそれぞれ波長λ1、λ2における位相差フィルムの厚み方向位相差であり、λ1、λ2は400nm<λ1<λ2<700nmの関係を満たす波長である、 の関係を満たし、かつ位相差フィルムCは、下記式(3)及び(4) nx≧ny>nz (3) 1<K(λ1)/K(λ2) (4) ここで、nxは、位相差フィルムの面内における最大屈折率であり、nyは、該位相差フィルムの面内における最大屈折率を示す方向に直交する方位の屈折率であり、nzは、位相差フィルムの法線方向の屈折率であり、K、λ1及びλ2の定義は上記と同じである、 の関係を同時に満たすことを特徴とする液晶表示素子。
IPC (2件):
G02F1/13363 ,  G02B5/30
FI (2件):
G02F1/13363 ,  G02B5/30

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