特許
J-GLOBAL ID:200903017122687916

浮上性濾材を用いた生物膜濾過装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-098539
公開番号(公開出願番号):特開平9-276885
出願日: 1996年04月19日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 近年、濾材に発泡プラスチック等の水より軽い濾材を用いた生物膜濾過装置が開発されている。しかし、この『浮上濾性濾材を用いた生物膜濾過装置』は、逆洗時、濾材が自らの浮力により濾過槽上部支持板と干渉し逆洗不良が発生。長期の使用で処理水質が悪化する。【解決手段】 本発明は、濾過槽内の水面の静置状態の位置を濾過槽上部支持板の下面より低い位置に調整し、濾過槽下部支持板の下方に槽内液吸い込み管を取り付け、また、濾過槽上部支持板の下に槽内液吸い込み管より吸い出した槽内液を噴出する槽内液噴出管を取り付け、上記2管を循環ポンプにて連結、槽内液を循環させ、槽内に下向流を発生させるとともに逆洗用気体を濾過槽に供給。浮上濾材を攪拌・流動させることにより浮上濾材を洗浄するものである。結果、効果的な逆洗が可能になり、良好な処理水質が得られる。
請求項(抜粋):
濾過槽内上方部及び下方部に支持板を設け、濾過槽上部に浮上性の濾材を充填し、上向流で原水を通水する生物膜濾過装置において、上記装置の濾過槽下部支持板の上方に逆洗用散気管を取り付け、また、濾過槽下部支持板の下方に槽内液吸い込み管を取り付け、また、濾過槽上部支持板の下方に槽内液吸い込み管より吸い出した槽内液を噴出する槽内液噴出管を取り付け、上記2管を循環ポンプにて連結し、槽内液を循環できるようにしたことを特徴とする上向流式生物膜濾過装置。

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